屏風を通じて 歴史秘話を探る。
実に興味津々。
わくわくする歴史秘話を知ると
今日の生き方が見えてくる。?!
こんな話がある。
キリスト教の普及活動と本質も見えてくる。
同時に10才前後の少年の心意気 姿勢。
信じられないが 事実なのだ。
現代の若者たちも環境と社会条件が
整えば、少年使節団のように
大きな役割を果たせるはずと思う。
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織田信長役に吉川晃司と貴重な“幻の金屏風”/ドラマ『MAGI -天正遣欧少年使節-』予告編
チャンネル登録者数 159万人 登録済み
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顛末】8年ぶりに日本に帰ってきたら・・・ヨーロッパ帰りの少年たちを待ち受けていた過酷な運命【天正遣欧少年使節団】
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杉本博司と探す! 安土城図屏風 探索プロジェクト
- 存在したら世界で唯一と言われる、安土城とその城下町の全貌がわかる屏風の追跡プロジェクト。
- 安土桃山時代、 織田信長が絵師・狩野永徳に描かせ、天正遣欧少年使節と共にローマへ運ばれた。
- 現代美術家・杉本博司と《安土城図屏風》研究者達がタッグを組み、イタリア・バチカンで本格調査へ。
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現代美術作家杉本博司と《安土城図屏風》研究者から『桃山時代とルネッサンスへ時を遡る旅』
へのお誘いです。“日本人が初めて知る西洋、そして西洋人が初めて知る日本。私の血の中には四百数十年前
の双方の驚きが、未整理のままに流れている。” ー杉本博司
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安土桃山時代に当時最高の絵師狩野永徳が描き、織田信長が巡察師ヴァリニャーノに託し、
天正遣欧少年使節によってローマへ運ばれた《安土城図屏風》(学術的には安土山図屏風)は、
日本人が初めて西洋を旅し、西洋人が初めて日本人と相見えた際の記念碑的美術品であり、
また信長最後の城、安土城の全貌を唯一残す絵画史料として、美術ファンと歴史ファンの双方
が発見を焦がれて止まない存在でした。
2004-2007年にかけて美術史家の故若桑みどり氏が調査行うも、間もなく他界されたこと
もあり、公には調査が中断されていましたが地道に調査を続けてきた研究者達と、
杉本博司がタッグを組み本格的調査に乗り出します!
是非ご一緒に幻の《安土城図屏風》探索の旅へ!
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安土城図屏風とは
・1580年(天正8年)狩野永徳筆の屏風
・織田信長の命により安土城とその城下町が書かれている
・安土城の全貌を描いた唯一の絵画史料と言われる
・1585年(天正10年)3月 天正遣欧使節により、
ローマ教皇グレゴリオ13世に献上されるも現在は
所在が不明
・現存すれば国宝級と言われている
プロジェクトの目的
1)《安土城図屏風》の追跡調査・発見
2)調査を通して天正遣欧少年使節の活動と桃山時代に
おける西洋との交流について学ぶ
このクラウドファンディングの主旨
皆様のサポートでローマやバチカンの図書館、枢機卿図書館等へ調査員
を派遣させて下さい。これらの場所には研究者しか立入が許されず、
16世紀から残る資料を探し、一冊一冊調査をするには気の遠くなる様な
時間と人件費がかかります。
これまでは私費や限られた方からの協賛金で事前調査を進めて来ましたが、
屏風探索プロジェクトは長期間に渡る大掛かりな調査活動が必要な段階に入っています。
(交通費、宿泊費、日当含めて100万円で二人がおよそ1ヶ月調査できます)
また今年の調査活動のまとめとして年末までの調査報告書作成、さらに2019年の調査報告会を予定しております。
プロジェクトのリスクと意義
この活動は長期的計画ですので、本当に結果が出るのは数年後あるいはもっと
先になるかも知れません。しかし西洋との交流の原点である屏風を調査することで、
時には鎖国し、時にはグローバリズムを唱え様々に形を変えてきた日本の西洋との
交流史の答え合わせをし、世界の中で日本が今後どうあるべきかの指針となる
ものだと考えます。
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リターンの内容
支援者の皆さまには以下のリターンをご用意しています。
・杉本博司よりお礼のお手紙+杉本が撮影で訪れた場所を記した特製のイタリア
ガイドブック 撮影中のエピソードなど貴重な情報を支援者のみにお届けします。
【全ての支援者】
・調査報告書のクレジット欄にお名前を記載
【10,000円、15,000円、20,000円、25,000円、50,000円、200,000円、400,000円コース】
・MOA美術館で開かれる《安土城図屏風》探索プロジェクトシンポジウム+杉本博司と
天正少年使節が見たヨーロッパ展にご招待 10/6日開催【早期締め切り、20,000円コース】
・杉本博司が設立した小田原文化、財団江ノ浦測候所にご招待
杉本スタジオマネージャーの相原玄によるガイドツアー【25,000円コース】
・NYジャパンソサエティで開かれた《天国の門》展の杉本博司サイン入り英文カタログをプレゼント【50,000円コース】
・ドイツ・グッゲンハイム美術館で2000年に開かれたポートレート展サイン入り大型ポスターを
7名様限定でプレゼント【200,000円コース】
・劇場シリーズの名作”UA Walker, New York, 1978″ フォトグラビア・プリントを1名様にプレゼント
【400,000円コース】
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屏風探索調査について
これまでの安土町教育委員会と若桑氏らの調査によって、1585年にローマ教皇
グレゴリウス13世(在位1572〜1585年)へ献上された屏風が、1592年までは確実に
教皇宮殿内の「地図の回廊にあった」こと、そして1750年には「なかった」
ことが確認されています。
最近の調査で、教皇ウルバヌス8世(在位1623年8月6日 – 1644年7月29日)
を輩出したローマの名門バルベリーニ家の財産目録から「四枚の紙を冊子状にした1点の
衝立……地図が描いてある」という記述が発見されたり(彼は19歳ごろにローマの
イエズス会学院で少年使節来欧の熱狂を体験している)、資料の精査から屏風が設置され
ていたのが「地図の回廊」かどうかという疑問も浮かび上がっています。
近年、ティントレットによる伊東マンショの肖像画の発見、千々石ミゲルの墓の発見、
長崎・天草の潜伏キリシタン関連施設が世界文化遺産に認定され、さらにグレゴリオ13世
の子孫であるニコロ・ボンコンパーニ・ルドビージ氏邸で天正遣欧少年使節を描いた1
9世紀の天井フレスコ画が見つかるなど様々なピースが次々と現れ、
屏風発見へ向けて情報が集約されつつあることを予感させます。
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従前からの関心に加え、こうした新しい状況に刺激されるように、また「私達が見たこの
ヨーロッパの風景を、今一度あなたにも見てもらいたい」という少年使節の言葉に
導かれるように杉本博司は、ここ数年天正遣欧使節の足取りを辿り、彼らが眼にしたもので、
現存する風景をカメラに収めて来ました。
少年使節達が眼にした風景と、彼らが西洋の人々に紹介した日本の風景がここに4百年以上
の時を経て交錯するのかもしれません。
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杉本博司 撮影中のスナップより
関連企画:
1)「信長とクアトロ・ラガッツィ 桃山の夢と幻 + 杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ」展
MOA美術館 2018年10月5日〜11月4日
http://www.moaart.or.jp/events/nobunaga-hiroshi-sugimoto-20181005-1104/
長崎県美術館 2018年11月23日〜2019年1月27日
http://www.nagasaki-museum.jp/exhibition/archives/1047
2)安土城図屏風探索プロジェクト シンポジウム
MOA美術館 2018年10月6日(土) 午後1時〜3時
<登壇者>
・杉本博司
・山本英男(前京都国立博物館学芸部長)
・パオラ・カヴァリエリ(大阪大学常勤講師)
・新保淳乃(武蔵大学、明治学院大学、明治大学 非常勤講師) ・大田朋子(近世イタリア美術研究、当プロジェクト調査員)
・橋本麻里(永青文庫副館長)他
tdan
2018.11.29
karas8ta
2018.11.26
谷口智彦
2018.11.21
些少ですが応援しています。