今日はいい日だ。

親父が電話口で 大声で部下を怒っている。「そんな些細なことに気が付きませんでした」「なに~~い。些細だと~馬鹿か!この深さじゃあ12000トンの船は着岸できないんだよ、あと50cm深くしろ!!怒声を浴びせて。ガチャンと電話切った。小学校5年生の時だ。かっこいい。親父やるなあ。初めて大人の世界を知った。親父の仕事の話を聴きたくなった。当時、大分県佐賀関の日本鉱業(現JX金属)銅精錬工場の運輸課長。組合問題が激化した、親父は各課対抗大相撲大会を始め、騒動は収まった。幸埼~佐賀関ディーゼルカーを新設。当時の運輸大臣に直談判したそうだ。佐賀関の名物「大煙突」(167m)のそばに真っ黒いカラミの山が二つあった。(銅を精製する際に生じる不純物~主に鉄分とシリカ)これに目をつけ、なんとレンガ会社に売り込み、2つの山は無くなった。莫大な利益で 親父はこの間2階級特進した。痛快な快進撃は止まらない。天国に召されるまで、ずっと親父の話をせがんだ。今でも希望の星、元気の源、一押しの大人。最後にお袋の一言。まあちゃんの方が海外でも大活躍、”大きいわよ” 親って有難いものだ。