コロナが長引き
会社も仕事も難しい
状況が続いている。
以前にも 同じような
危機的な状況があった。
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そうだ。私たちは 暗中模索だが
希望を捨てずに生き続けよう。
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満天の星
宙いっぱいに輝く星たちに包まれるとまるで宇宙空間にいるような気分に。
満天の星の美しさとそれから感じる宇宙の神秘に魅了されるはず。
ここでは、満天の星に出会うために知っておくと役に立つポイントをお伝えします。
文：木原 美智子
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気を取り直そう。
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リーマンショック
神戸大震災
東北大震災
その度に 私たちは
幸か不幸か
生き残った
七転八倒しながらも
新規一転と、必死になって
模索した。
乗り越えて来た。
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現状打開の為、図らずも
仕事を変えざるを得なく
なったり
闇中模索して 別の仕事を
なんとか見つけ転職。
あるいは
自分で起業したりした。
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私自身も例外でなく
本当に困惑した。
そう言う時は
中々仕事は
見つからない。
大不況になっていることが
多いからだ。
どうすればいいか
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選択肢が無い中で
自分で創意工夫。
乗り越えるしかない。
私の場合どうしたのか！
振り返って見てみたい。
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（1 ）20年務めた日立造船
ノルウェーやインドで 長年私にとって
大きな業績を挙げたが
インドに出張に行っている頃から
残業カット。ボーナス減額のうわさが
流れ始めた。
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一番最初の体験は この時だった。
造船不況で にっちもさっちも
行かなくなった。
韓国や中国の造船所との
価格競争が熾烈となり
日本だけが 勝ち続ける
訳には行かなくなった。
私が北欧で 毎年 大量の受注で
北欧や ヨーロッパの造船所が
ばたばた つぶれた。
だけど それぞれの造船所がある
町は 新しい産業に 舵を切り
４，５年たつと 復活していた。
今度は 私たちも 受注構造の見直しで
新しい産業の会社に生まれ変わる番だ。
欧州造船所は 苦々しい想いで
見ていただろうと思う。
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私たちの産業以外を探そう
元気な産業や 新しい産業も
よく見ると 育ちつつあった。
娘たちの年間の学費は
なんとか 調達しなければ
ならない。
挑戦しかないのだ。
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おまけに受注しても利益が
小さくなっていた。
それでもインドに出張ベースで
通っていて インドの人に
苦しさを打ち明けたら
その人も辞めざる得ないとの
ことで
密かに転職活動中だった。
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私自身の受注活動は
上手く行っていたが
給料は 半端なく低かった。
造船界当時の年収は 41歳
450万円だった。
電気業界と比べると2, 3割
低かった。
郵政民営化が当時進行して
いたが なんと30歳
高卒の方々で 900万円
唖然とした。
中学生と二人の大学生
3人娘は 学費だけでも
600万円かかっていた。
朝日新聞や日経新聞を
見ると中途採用の募集は
35歳までとなっていた。
新しい工夫で 別の産業の
仕事を探す。それも対象外の
企業に挑戦するしかない。
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私は 35歳までしか募集して
いないと言われても 敢えて
挑戦した。
履歴書が必要だ。
ありきたりの履歴書なら
全て弾かれてしまう。
画期的な履歴書が
出来た。
希望年収は 550万円とした。
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不況の時は 現在の年収の8掛け
になると言われていた。
で 履歴書は
その時までの人生で
これは大快挙と思える、
これまでの仕事で自分が
あげ 大きな成果、大きな業績を
2,3行づつ、隙間を空けつつ
3ページ書いた。
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一つの会社を狙い打ち
にするのではなく
全く初の業界ばかり
募集している27社に
面談を申し込んだ。
41歳なのに なんと
23社が 興味を持ってくれ
面接と試験が繰り返された
4回. 5回と
繰り返す内に
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山元さん そろそろ決めて
くれませんかと
と何度も言われ 遂に すでに
幾つか決まっているのでは
と質問された。
決まりかけている会社が
23社有りますが
御社が気になるので
また来ました。
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担当の方から
どんな会社ですか
と聞かれたので
御社を含め 23社
あります。
結構 有名な会社が多かった。
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名前を挙げて言ったら
ちょっとお待ちくださいと
社長や常務、営業本部長
が出て来られた。
山元さん 内に決めて
ください。そのかわり
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某ハウスメーカーは
年収を750万円にします。
すぐに所長でタイに
直ぐに行ってください。
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各社は 奮発してくれた。
某ビルディングオーナーは
1450万円出す アメリカの
責任者になってくれと
言われた。
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その後 君は歳をとっているから
（41歳で歳をとっているのか）
）都内のビル26棟のビル長を
管理して欲しい。
いた海外に出張ベースで
何ヶ月も行くのは
3人の娘たちの青春時代に
横にいることが出来なくなる
海外出張は 1週間と決めた。
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日立造船では 一週間のつもりで
出張でインドに行ったら
3か月も滞在していて
焦りを感じていた。
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結局 国際展示会の
会社に 900万円で
ヘッドハントされた
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直ぐに 1000万円になって ４年目は1200万円
になっていた。
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当時は7人ぐらいの会社だった。
4年半滞在。だが 社長とそりが合わなくなった。
やめるしかない。
また 各業界にアプローチ
23社受けて 17社受かった。
結局 当時勃興中のゲーム業界
に入った。
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常務の一人の年収が850万円
何と部長格で 1500万円で
ヘッドハントされた。
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最後の面接で
社長から 君の給料高いんだよ
売上を2割ぐらいアップ
してくれなければ 困ると
宣告された。
社長 お言葉ですが
即 お断りします。
皆さんが出来なかったのでしょう。
私も無理だと思う。
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ただし
任せてくれるなら
4倍 5倍 いや10倍出来ますよ
と宣言。
成果があがらなければ
直ぐ 首にして下さい。
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社長以下 怪訝な顔を
されたが
最初引き受けた
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最初の部署は 国内と海外の
サードバーティの部長だった。
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海外国内の売り上げは
2年でほぼ10倍になった。
次に 北米は 1年間で
任天堂を超えた
マーケットシェア
は 63% 任天堂は 35%
純利益は 685億円となった。
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マーケットのシェアをほぼ独占できると
もう あまり興味がなくなる。
野球の消化試合をやっているような
感覚は 大嫌い。傲慢になるし
また 同じことをするのか？と
すこしうんざりするからだ。
社内で退社の挨拶に回ったら
新しく副社長として入って来られた
入交 昭一郎さん（いりまじり しょういちろう）
から 何とか 残ってほしいと引き止めらた。
一体 年収は いくらになったの？と
聴かれたので 1800万円 支度金1000万円
です。と答えたら
それなら引き止められないねとなった。
展示会の会社で ギフトショーをやっている
ファミリービジネスの会社だった。
ギフトショーは 国内最大の展示会になった。
ビッグサイトの全館を使う規模となった。
以上
