2016年9月7日 4カ国会議
外務省 報道発表
薗浦外務副大臣の第5回「平和と繁栄の回廊」構想四者閣僚級協議への出席
平成28年9月7日
- 本7日(現地時間同日),薗浦健太郎外務副大臣は,訪問先のパレスチナのジェリコにおいて,第5回「平和と繁栄の回廊」構想四者閣僚級協議に出席したところ,概要は以下のとおりです。
1 この協議にはフセイン・シェイク・パレスチナ自治政府民政庁長官(H.E. Mr. Hussein al-Sheikh, Minister of Civil Affairs of the Palestinian Authority),ツァヒ・ハネグビ・イスラエル首相府担当大臣(H.E. Mr. Tzachi Hanegbi, Minister at Prime Minister Office),サーレハ・ハラブシェ・ヨルダン計画・国際協力省次官(H.E. Dr. Saleh Al-Kharabsheh, Secretary General of the Minisry of Plannning and International Cooperation)が出席し,薗浦副大臣が議長を務めました。
2 この協議では,地域協力によりパレスチナの経済発展を促す「平和と繁栄の回廊」構想の旗艦事業である「ジェリコ農産加工団地(JAIP)」の現状について認識を共有し,今後の取組等について協議しました。
3 薗浦副大臣からは,「平和と繁栄の回廊」構想の発表から10年が経ち,JAIPではパレスチナの企業2社が操業を開始し37社が入居契約を結び,着実に構想が進んでいることを歓迎し,今後も四者で協力して同構想を進めていきたい旨述べました。
4 四者は,パレスチナの経済発展や地域の平和と繁栄のために同構想を共に推進していくことを確認し,最後に,議長サマリーを採択し,協議を終えました。
- 第5回「平和と繁栄の回廊」構想四者閣僚級協議 薗浦外務副大臣開会スピーチ(PDF)
- 第5回「平和と繁栄の回廊」構想四者閣僚級協議 議長サマリー骨子(PDF)
- 第5回「平和と繁栄の回廊」構想四者閣僚級協議 共同記者発表における声明(PDF)
(参考)
2006年,小泉総理大臣(当時)が提唱した「平和と繁栄の回廊」構想は,ジェリコ農産加工団地(JAIP)建設という形で具体化され,その後,4回の閣僚級会合,7回の事務レベル会合を経て,現在2社が稼働し,37社が入居契約を済ませる段階に至った。和平交渉が停滞し,ヨルダン川西岸地域の治安状況が悪化する中で,JAIPの進展は目に見える成果として重要であり,また国際社会に高く評価されている。
関連リンク
“Al Quds Educational Sattelite Channel” (Famous TV Program) reported our Joint Project,
where Mr.Khaled H.Amleh (Eng.) Operating Director, Jericho Agro-Industrial Park (JAIP),
Palestine Industrial Estates & Free Zones Authority (PIEFZA) explained our Dual Carbon
Battery Project in Palestine. (on 18th May, 2016)
This time our visit (Power Japan Plus Official visit) was reported at Palestine TV as above
mentioned, and we are soon entering into 2nd stage of collaboration to promote
Dual Carbon Battery in Palestine.
今回の快挙は早速5月18日にパレスチナのテレビ局(Al Quds Educational Sattelite Channel)がMr.Khaled H.Amleh(Eng.) Operating Director, Jericho Agro-Industrial Park(JAIP)とのインタビューで報道された。
Power Japan Plus の仁科浩明社長と私たちも登場して 明るい希望にみちた打ち合わせの様子が伝わってくるのでありがたい。映像の中でKokorozashi Flagに 一緒に 目的達成のため お互いの志を書いている。
実は 前日に何人かと 書き入れて Palestine側に Kokorozashi Flagを 贈呈させて頂いたのだが なんと翌日、再度 彼らが旗をもって集まり記入していなかい人たちが、勢いよく「志」を書きこんだ。 みなさん熱く志をシェア。
https://www.ppu.edu/p/ar/news/2018)
Dual Carbon Battery の普及と共同研究(R&D活動) を★ Palestine Politechnic University
および ★Birzeit University (パレスチナ大学)を巻き込んで 展開するが、このレターは Palestine Politechnic Universityからの感謝状。
Palestine Industrial Estates & Free Zones Autority の現状報告の動画。 4つの工業団地について
報告されている。私たち日本人が期待されている「平和と繁栄の回廊プロジェクト」の「Jericho工業団地」。
これらの4つの工業団地が 軌道に乗れば一気にパレスチナ経済は浮上するだろう。
明るく希望に満ちたパレスチナ国歌は 5度のパレスチナ訪問で 私たちも 一緒に
歌えるようになった。勢いがあって 輝かしく 晴れやかな 歌声を気に入っている。
このプロジェクトは 何年か かかるが 必ず完成させて パレスチナの人たちと
一緒に パレスチナ国家を 高らかに歌うのだ。
日本にアッバス議長と ご一緒に来日されたパレスチナ国家経済相の アビール・オーデ大臣
説得力にあふれている。
今回のきっかけとなったイスラエル大使とパレスチナ大使との同時インタビューだ。
この折 日本人の役割に 初めて気づかされた。
Prof.Dr.Imad Khatib, University President, Palestine Polytechnic University
Light: Mr.Hiroaki Nishina, Founder and President, Power Japan Plus Inc.
Left: Mr. Masanobu Yamamoo, Chief Executive Adviser, and Chief Operating Officer, Power Japan Plus. Inc.
Mr.Khaled AMLEH, Operating Director, Jericho Agro-Industrial Park(JAIP)
Palestinian Industrial Estates & Free Zone Authority
From Left, Mr.Hiroaki Nishina, Founder & President, Power Japan Plus Inc.
Prof.Dr.Imad Khatib, University President, Palestine Polytechnic University
Mr. Masanobu Yamamoto, Chief Executive Adviser & Chief Operating Officer, Power Japan Plus Inc.
Mr. Khaled AMLEH, Operating Director, Jericho Agro-Industrial Park, (JAIP)