ヨーロッパで一番若い国。コソボ共和国。2008年独立。
元財務経済大臣 前コソボ大使ご夫妻。
Ahmet Shala さん 4年ぶりに来日。旧交を温めた。
2015年の国際紅白歌合戦で、建国以来、日本にお世話に
なっていると 紅白の場を借りて、感謝の意を表したいと、
お申し出があった。
わざわざ本国から4名の世界的なアーティストを呼んでくれ、
素晴らしい歌声や 演奏を堪能させて頂いた。恐縮した記憶がある。
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Wonderful performance of Artiest at Yamamoto Gakko
Please copy URL and put into Internet, then you can enjoy.
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① Miho Ogata
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② Minehaha
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③ Mr. Satoru Ugajin, Ms. Ukie Kakubari Mr. Nagayo Tsumuji
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建国3年目のホテルオークラでのレセプションは
山元学校総出で 段取りをさせて頂いたが 緒方貞子さん
が駆けつけてくれた。
また 建国6年目のコソボレセプションではサチ首相(当時)
も来日され、私もわざわざ特別招待され 感謝のお言葉を頂いた。
緒方貞子さんも祝辞を述べられた。
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とまれコソボ共和国は 2008年2月17日にコソボ議会が
独立を宣言して現在 11年目となる。人口180万人。
9月10日から14日まで,ハシム・サチ・コソボ共和国大統領H.E.Mr.Hashim THACI, President of the Republic of Kosovo
が実務訪問賓客として訪日された。
来年6月にコソボにシャラさんから特別ご招待された。
シャラさんは、とても大きな人で 俳優のチャールトン・ヘストンさんに 良く似ていらつしやる。
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備考:現大統領 ハシム・サチ Hashim Thaçi
生年月日 1968年4月24日(51歳)
出生地 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国
第5代 コソボ共和国大統領 在任期間 2016年4月7日 ~。
第5代 首相 在任期間 2008年1月9日 – 2014年12月9日
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Leaders to ask EU for financial support for new state 2015/07/21
お話を聞いていると 私たちが コソボに協力できることが 山ほどあり、ビジネスのチャンスが多々ある。岐阜県ぐらい大きさで 人口も180万人だが、周辺国を巻き込めば、市場も小さくなく挑戦のし甲斐がある。私の会社もチャレンジを始めた。
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AP Archive 登録者数 192万人

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マザー・テレサの地元スコピエにある、彼女のメモリアル・ハウス
マザー・テレサことアグネス・ゴンジャ・ボヤジュは1910年8月26日、コソボ州・ユスキュプ(現代のマケドニアのスコピエ)に生まれた。翌27日は彼女が洗礼を受けたキリスト教徒としての誕生日である。
母のドラナ(Drana)はルーマニア人であったが、父のニコ(Nikollë)は少数民族の(ルーマニア人と同系の)アルーマニア人の出身であった。
父は地元の名士であり手広く事業を営む実業家であった。アルバニア独立運動の闘士でもあったが、1919年に45歳で急死した(政敵による毒殺説もある)。
彼女は3人兄弟の末っ子で、6歳年上の姉と3歳年上の兄がいた。姉や兄からは「ゴンジャ」(アルバニア語で「花のつぼみ」「小さな花」の意)と呼ばれていた。
両親はマケドニア地方に住むカトリック教徒であったが、アルバニア人にはイスラム教徒が多く、マケドニア地方には正教徒が多かったことを考えると珍しい家族であった。一家は裕福であったが父母は信仰心に篤く、貧しい人への施しを積極的に行っていた。
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Mr. Ahmet Shala, Kosovo’s Minister of Finance
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Second party of Yamamoto school
Right with white wear. famous singer, Miho Ogata
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Kosovo Today
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2015年の国際紅白歌合戦。
コソボの地図
KOSOVO ► ROAD TO HISTORY ● UEFA EURO 2020 ● HD
kosovoのサッカーは すごい。世界の強豪だ。
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Speech by Shala san, at No.217 Yamamoto Gakko (School) on 23rd October ,2019 Please click here.
https://www.facebook.com/100000000055823/videos/2830971930246114/?t=4
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111.日本外務省の資料を見てみよう。
10,908平方キロメートル(岐阜県に相当)
180.5万人(2018年,世銀)
首都 プリシュティナ(人口60万人,推定)
アルバニア人(92%),セルビア人(5%),トルコ人等諸民族(3%)
アルバニア語(アルバニア人),セルビア語(セルビア人)等
イスラム教(主にアルバニア人),セルビア正教(セルビア人)等
共和制 ハシム・サチ大統領(2016年4月就任。任期5年)
1院制(定数120名)
2017年9月に,コソボ将来同盟,コソボ民主党,コソボ・イニシアティブ,新コソボ同盟,少数民族グループからなる連立政権が発足したが,2019年7月にハラディナイ首相が辞任を表明。
- 前首相:ラムシュ・ハラディナイ(2017年9月就任)
- 外相:ベジェット・パツォーリ(2017年9月就任)
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- (1)独立後,憲法の制定,国家機関の創設,法体系の整備など着実な国造りに努めている。2014年6月に議会解散・総選挙が行われ,サチ前首相率いるコソボ民主党が僅差で第一党となったが,7月に第二党以下のコソボ民主同盟,コソボ将来同盟,コソボ・イニシアティブが連立に合意して議長を選出,しかし憲法裁判所がこの選出を無効とする判断を下し,以後新政府発足の見通しが立たない状況が続いた。
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- 11月後半になり,コソボ民主党とコソボ民主同盟との間で連立合意が漸く成立,12月9日にコソボ民主同盟党首のムスタファを首相とし,両党に少数民族政党を加えた連立政権が発足した。
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- (2)2016年2月,ヤヒヤーガ大統領の任期満了をひかえて,次期大統領の選出が議会において行われ,サチ副首相兼外相が選出された。同4月,サチ新大統領が就任した。
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- (3)2017年5月にモンテネグロとの国境画定問題を巡る連立与党の足並みの乱れに乗じ,野党側が提出した政府不信任決議案が可決されたことを受け,2017年6月,コソボ議会解散に伴う総選挙が行われ,コソボ民主党連合(コソボ民主党,コソボ将来同盟,コソボ・イニシアティブによる連立)が比較第一党となった。
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- しかし,この選挙では,いずれの連合・政党も過半数の議席を獲得することができず,コソボ民主党連合を中心に連立交渉が行われたものの,過半数を獲得できない状況が継続。9月に入り,新コソボ同盟及びセルビア人のリストが連立政権の結成に合意したことにより,ハラディナイ・コソボ将来同盟党首を首相とする政権が発足。
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- 2019年7月,コソボ特別法廷に召喚されたことを受けて,ハラディナイ首相は辞任を表明し,8月22日に議会が解散され,10月6日に,議会選挙が予定されている。
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- (4)内政の課題は,法の支配の確立とコソボ独立に反対するセルビア系住民との融和。法の支配については,2008年2月末からコソボに派遣されているEUによる法の支配ミッション(約800名の警察官,税関吏,司法専門家等。通称,EULEX)による支援を受けて汚職・組織犯罪等の対策に取り組んでいる。
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- (5)一方,コソボ北部のセルビア系住民は,セルビアから行政サービスを受け,コソボへの統合に反対してきたが,2013年4月及び5月のコソボ・セルビア間合意を受け,同年11月に実施されたコソボの統一地方選挙に紛争後初めて参加した。
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- なお,1999年のコソボ紛争時にセルビアに避難した26万人の非アルバニア系住民(内,セルビア系は23万人)の帰還はほとんど進展しておらず,難民の帰還及び少数民族の保護が課題となっている。
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1 外交基本方針
- (1)コソボ独立の承認国(2019年8月現在,101か国以上)を増やし,国連等国際機関への加盟を達成することが当面の外交目標。また,将来のEU加盟等,欧州・大西洋統合を目標とする。なお,世銀及びIMFには2009年に加盟している。
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- (2)2010年7月,国際司法裁判所が,コソボの独立宣言は国際法に違反しないとの勧告的意見を発表し,また,同年9月,国連総会が,EUにコソボ・セルビア間の対話プロセスを促進する用意があることを歓迎する旨の決議を採択しており,2011年3月からコソボはEU仲介の下,セルビアとの事務レベル対話を開始した。
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- (3)2012年10月からは,EUの仲介の下,コソボ・セルビア間の首相級対話が開始され,2013年4月,コソボにおけるセルビア系自治体コミュニティ創設等を含む第一次合意が成立,同5月にはその履行計画に関する合意に達した。
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- また,同9月には電力・テレコム分野での合意が成立し,同11月にはセルビア系自治体を含むコソボ全土での統一地方選挙が紛争後初めて実施された。
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- 2014年3月以降は,セルビアとコソボで議会選挙が相次いで実施されたが,コソボでは新政府が未発足の状態が続いたために,定期的な首相級対話は行われていなかった。しかし,2015年2月に首相級対話は再開した。
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- (4)2012年1月からEUと査証自由化対話を開始し,同年6月にEUより査証自由化に向けたロードマップが提示された。2016年5月,欧州委員会はコソボ国民に対する査証免除を提案。なお,査証免除の実施には,コソボが,欧州議会及び欧州理事会における本提案の採択までに,モンテネグロとの国境協定を締結すること及び組織犯罪・汚職対策を強化することが前提とされている。
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- (5)EUは,2012年3月から安定化・連合協定のフイージビリティ・スタディを実施した。そして,同年10月,欧州委員会は,EU加盟国間でコソボの地位に関し異なる見解が存在するという状況下でもEUとコソボの間で安定化・連合協定の締結は可能との結論を確認し,2013年6月には,同4月及び5月のコソボ・セルビア間合意を評価して,EU・コソボ間での安定化・連合協定の交渉開始を決定した。
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- 交渉は同年10月に開始され,2015年10月には安定化・連合協定が署名された。2016年4月,EUとの安定化・連合協定が発効した。
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2 軍事力
- (1)1999年以来,NATO主体のコソボ国際安全保障部隊(KFOR)が駐留している。
- (2)2009年1月,軽武装のコソボ治安部隊(KSF)が創設され,災害対策及び警察以外の治安を担当。
1 主要産業
サービス業,農業,工業(2017年,世銀)
2 GDP
79.0億米ドル(8,532億円@108円(2018年,世銀)
3 国民一人当たりGNI
4,230米ドル(456,840円@108円)(2018年,世銀)
4 経済成長率
4.0%(2018年,IMF)
5 物価上昇率
1.1%(2018年,IMF)
6 失業率
30.5%(2017年,IMF)
7 貿易額
- 輸出:
- 3.78億ユーロ
- 輸入:
- 30.47億ユーロ
(2018年,コソボ統計局)
8 主要貿易品目
- 輸出:
- プラスチック・ゴム製品,食料品・飲料・たばこ,機械類・電気製品,繊維製品
- 輸入:
- 鉱物製品,機械類・電気機器,食料品・飲料・たばこ,金属製品,化学製品
(2018年,コソボ統計局)
9 主要貿易相手国
- 輸出:
- アルバニア,マケドニア,インド
- 輸入:
- ドイツ,トルコ,中国
- (2018年,IMF)
10 通貨
ユーロ(1999年に独自に導入)
11 経済概要
コソボは,旧ユーゴで最も開発が遅れた地域であり,旧ユーゴ及びセルビアからの援助に依存していたため,自立的な経済構造を有していない。主要産業の農業は小規模な家族経営が大半。褐炭,亜鉛等の鉱物資源を有しているが,近年,設備投資がほとんど行われていない。
現在,恒常的な貿易赤字と税収の不備,電力不足,若年層を中心とする大量の失業など課題が山積している。住民の多くは海外移民からの送金,外国援助に依存している。
なお,コソボのアルバニア系住民は欧州一高い出生率を有し,過去50年間で人口が約4倍に急増(1948年の46万人から1998年には183万人へ)しており,旧ユーゴ地域では最も人口密度の多い国(1平方キロ当たり197人)となっている。
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Growing up in Kosovo: I’ve never met a Serb – BBC Stories
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経済協力
1 日本の二国間援助実績
- 2017年度までの累計総額:約28.49億円
- 無償資金協力:約10.35億円
- 技術協力:約18.14億円
2 主要援助国・援助額(単位:百万ドル)(2016年,OECD)
- (1)米国(63.20)
- (2)ドイツ(47.82)
- (3)スイス(24.84)
二国間関係
1 政治関係
- (1)日本は2008年3月18日,コソボを国家として承認し,2009年2月25日付で外交関係を開設。
- (2)日本は在オーストリア大使館がコソボを管轄。
- (3)コソボは2010年7月,東京に大使館を開設。
2 経済関係
- (1)日本の対コソボ貿易額・品目(2018年,財務省貿易統計)
- 輸出:0.68億円(自動車,金属製品)
- 輸入:0.18億円(化学製品)
- (2)日本の直接投資:
- 2社(キノコ生産企業,JTI)
3 文化関係
2012年9月にコソボフィルハーモニー交響楽団に対する楽器の供与に関する一般文化無償資金協力の交換公文の署名が行われ,2014年3月に同案件の引渡式が行われた。
4 在留邦人数
7名(2017年10月現在)
5 要人往来
(往) | |
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年月 | 要人名 |
2012年9月 | 浜田外務大臣政務官 |
2018年2月 | 堀井学外務大臣政務官 |
2019年2月 | 阿部俊子外務副大臣 |
(来) | |
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年月 | 要人名 |
2011年12月 | ホジャイ外相,ガシ環境・空間計画相 |
2012年6月 | サチ首相,ホジャイ外相 |
2012年10月 | ブヤ教育・科学技術相(国際科学技術関係大臣会合出席), ハムザ財務相(IMF・世銀総会出席) |
2013年9月 | ニカイ貿易・産業副大臣 |
2013年10月 | ブヤ教育・科学技術相(国際科学技術関係大臣会合出席) |
2014年4月 | サチ首相,ベチャイ財務相,ニカイ貿易・産業相 |
2018年3月 | パツォーリ第一副首相兼外務相 |
2019年3月 | ヴェセリ議会議長 |
6 外交使節
- (1)日本:小井沼 紀芳 特命全権大使
- (2)コソボ:レオン・マラゾーグ 特命全権大使
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222.ウィキペディア Republika e Kosovës(アルバニア語)
Република Косово(セルビア語)
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(国旗) |
(国章) |
国の標語:不明国歌:ヨーロッパ
公用語 |
アルバニア語、セルビア語 |
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首都 |
プリシュティナ |
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最大の都市 |
プリシュティナ |
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独立宣言 |
2008年2月17日 |
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通貨 |
ユーロ (€) (EUR) |
時間帯 |
UTC +1(DST:+2) |
ISO 3166-1 |
不明 |
ccTLD |
不明 |
国際電話番号 |
381及び383(公式)。携帯電話では377及び386も使用参照/en:Telephone numbers in Kosovo |
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333.さて判り易い旅行案内を見てみよう。わくわくしてくる。
治安も良く、物価は安い、かわいいインテリアや街並み、と、観光におすすめの異国情緒あふれる魅力的な国。イスラム文化を感じるヨーロッパの国・コソボの5つの魅力をご紹介します。
1.フォトジェニックな街並み
コソボの首都プリシュティナで、一番目立つ建物と言えば、コソボ国立図書館。沢山のドームとワイヤーで装飾された建物は「独特」。大学の敷地内にあり、現在も多くの学生が利用しています。
奥に見えるのは、紛争の爪後が残るセルビア正教会。この不思議な景色は、マザーテレサ大聖堂のタワーから見ることができます。そう、コソボはインスタ映えの穴場スポットです。
<コソボ国立図書館の基本情報>
住所:Prishtine 10030,Kosovo
かつて、コソボの首都だったプリズレン。コソボ第2の都市は、観光客で溢れる賑やかな町です。この町には50のモスクがあり、歩けばモスクに当たるほど。
バルカンらしく、山とモスクのある風景は、異国情緒を感じるのにぴったりのフォトジェニックな場所です。アザーンが聞こえると気持ちも高鳴りますよ。街歩きやプリズレン城跡までのプチハイキングを楽しんで。
2.バルカンの美しい自然
日本人にはなじみの薄いコソボ。ここには、バルカンの山々に囲まれた美しい自然もいっぱいあります。
首都プリシュティナから、車で40分ほどの場所にあるガジメ洞窟(Marble Cave)。1996年に発見され、現在は1260mのうち、440mを見学できます。年間平均気温13度とい
う洞窟内は、神秘的な世界が広がります。
「ロミオとジュリエット」というタイトルの付いた鍾乳石もあるので、ぜひ探してみて。約20~30分ほどでお気軽に見学できます。
<ガジメ洞窟(Marble Cave)の基本情報>
住所:Ferizaj Road, Pristina,
入場料:2ユーロ
※英語ガイド付で見学可能
コソボの大自然で思い切り遊ぶなら、ルゴバ渓谷へ。こちらではトレッキングやジップライン、サイクリングなどが体験できる、アウトドア好きにはたまらない場所。コソボを代表するビール「ペーヤ」の町もすぐそばなので、アウトドアを満喫した後はペーヤの生ビールで乾杯!
秘密にしておきたい山岳リゾートは、プレヴァッラ。「ホテル シャーリー」のフォトジェニックな絶景朝ごはんは、一生の思い出になりそう。スイスのようにアジア人観光客だらけ、なんてことはなく、静かにゆっくりと、この自然を独り占めできますよ。
3.トルコの影響が強い伝統料理
トルコの影響を強く受けているコソボの食事。トルコ料理は、日本人の口似合うことでも有名ですね。
まずは「フリア」という、クレープ生地とサワークリームを重ねた伝統的な主食。味自体はシンプルなので、チーズやミートボールと一緒に合わせます。作り方も独特で、クラというコソボの伝統的な旅館などで味わうことができます。
次は、コソボで毎食見かけるほど定番の「ペッパーのマリネ」。大きな唐辛子のマリネで、漬物感覚で食べられています。日本人には結構な辛さですが、お酒にも合いクセになる辛さです。
コソボのスイーツで外せないのは「バクラバ」。トルコのスイーツとして有名ですが、コソボのものは、歯ごたえの良いクルミをたっぷりと使用したものが主流。一味違った美味しさです。
丁寧に作られたバクラバは1皿1ユーロ程。トルココーヒーは50セントと、お財布にも優しいコーヒーブレイクが可能です。
4.オールドバザールを楽しむ
コソボにはオールドバザールという昔ながらの商店街がいくつかあります。その中でも、古都ジャコバのオールドバザールは、コソボいち古く、最大のバザールです。ジャコバは紛争の被害が大きく、16世紀に始まったというオールドバザールも78%が被害にあいました。現在は以前と同じように修復し、活気を取り戻しています。
民族衣装や珍しい楽器、生活用品などが並ぶ雰囲気あるバザールには、宗教と文化が入り交ざった、平和な時間が流れています。
昼間とは打って変わって、ジャコバの夜は大変賑やか。カフェ&バーが立ち並ぶ通りは、食事やお酒、シーシャを嗜む観光客で溢れます。
もう1つ訪れたいのが、ペーヤのオールドバザール。オスマン朝時代から続く市場の先にあるのは、職人さんが多いエリア。民族衣装や、伝統的な帽子「プリス」などを作っている様子を見ることができます。
5.女子旅も楽しい「カワイイ」コソボ
イメージがないかもしれませんが、コソボには「カワイイ」もあります。伝統的な織物を利用したクッションカバーやマットは、カラフルでインテリアのアクセントになりそう。自分へのお土産におすすめです。
ジャコバのパステルカラーの壁が連なる裏路地も、女子ウケ◎!コソボがこんなにカワイイ国だなんて、今まで有名にならなかったのが嘘みたい。
美しいイスラム様式の部屋も、ミュージアムで見ることができます。画像はスルタンムラット博物館の一部屋。日本と同じちゃぶ台スタイルは、コソボでほっとする場面かもしれません。
伝統的な旅館・クラではこういった場所で食事をすることも可能。有名になる前に、コソボの「カワイイ」を先取りしてはいかが。
<スルタンムラットの墓の基本情報>
住所:Mazgit,Kosovo
行かないともったいない!魅力いっぱいのコソボ
多くの人が持つ暗いイメージを、あっという間に塗り替えられるコソボの旅。西ヨーロッパとは違う、町や人の素朴な雰囲気も、今だから体験できることかもしれません。
物価も安いので、現地での食事やお買い物も気軽に楽しめるのも嬉しい場所です。グルメにアウトドア、女子旅と新しい発見ができる旅になることは間違いない国です。
取材協力:
コソボ共和国大使館
(一社)日本旅行業協会
ターキッシュエアラインズ
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② ヨーロッパで一番新しい国コソボってどんな国?

大竹 進元旅行会社勤務、元旅行専門学校講師
2008年に独立を宣言したコソボ共和国はヨーロッパで最も新しい国。人口約180万人、面積は岐阜県とほぼ同じ10,908平方キロの小さな国で、民族構成はアルバニア人が9割を超えています。コソボ紛争によって数十万人もの難民が生まれ、危険なイメージを持つ人がいるかも知れませんが、現在では復興も進み、古い歴史と豊かな自然に溢れた魅力的な国なのです。そんな知られざる国、コソボについて今回はご紹介します。
首都プリシュティナ
写真:大竹 進
首都プリシュティナはコソボ全人口の3分の1を占める人口約60万人の大都市です。市内にはオスマン帝国時代のモスクがある一方、社会主義時代の重厚な建物、そして現代建築と様々な時代の建築物が混ざり合っています。コソボ紛争からの復興も進み、市内では紛争時を思い起こさせるものは殆どなく、新たな歩みを続けているエネルギッシュな雰囲気が溢れた町です。
町の中心のマザー・テレサ大通りは歩行者天国になっている広々とした通りで、その北端にアルバニア民族の英雄スカンデルベグ像が堂々とした姿を見せています。
写真:大竹 進
プリシュティナの旧市街にはオスマン帝国時代に建てられたモスクが幾つもありますが、その中で市内最大のモスクがファーティヒ・ジャミーアです。1461年オスマン帝国のスルタン、メフメット2世により建てられ、内部は華麗なアラベスク模様に彩られており、ドームの高さは15.5mあります。
<ファーティヒ・ジャミーアの基本情報>
住所:プリシュティナ市Ibrahim Lutfiu通り
拝観料:無料
撮影可否:建物内部撮影可
写真:大竹 進
現在のコソボはイスラム教徒のアルバニア人が90%以上を占めていますが、キリスト教徒のセルビア人も5%居住していて、モスクばかりではなく教会もあります。プリシュティナ市内には巨大なマザー・テレサ大聖堂が建設中で、外観はほぼ出来上がっています。
<マザー・テレサ大聖堂の基本情報>
住所:プリシュティナ市Rruga Justiniani通り
拝観料:無料(鐘楼に登る場合は1ユーロ)
世界遺産ヴィソキ・デチャニ修道院
写真:大竹 進
コソボには「コソボの中世建造物群」として世界遺産に登録されているキリスト教の教会や修道院が4ヵ所ありますが、コソボはセルビアから独立宣言し、日本など100ヵ国以上が承認しているものの、ロシアやスペインは認めておらず、セルビアはコソボを自国内の自治州としています。そのためユネスコの世界遺産リストにはセルビアの世界遺産として登録されています。
その一つがコソボ西部のデチャニにあるヴィソキ・デチャニ修道院です。城門の様な堅固な門が出迎えてくれます。
写真:大竹 進
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ヴィソキ・デチャニ修道院は中世セルビア王国のステファン・ウロシュ3世デチャンスキーによって14世紀に創建され、セルビア正教会の中でも最大
規模の修道院です。イスラム王朝であるオスマン帝国の時代にも大規模な略奪を免れたため保存状態は良く、1000点以上のフレスコ画が内部を飾り、手入れの行き届いた美しい緑の芝生の中に佇む大聖堂は青空によく映えています。
写真:大竹 進
この修道院はビザンチン、ロマネスク、ゴシック各様式の折衷建築で、大聖堂は色合いが異なる大理石を組み合わせて建てられています。大聖堂内にはこの教会を創建したウロシュ3世の棺が置かれていますが、彼の遺骸は病気治癒の力があると信じられていて、毎週木曜日に棺の蓋を開ける儀式が行われる際には多くの信者が集まります。
<ヴィソキ・デチャニ修道院の基本情報>
拝観時間:10:00~18:00(無休)
拝観料:無料
撮影可否:建物内部は撮影禁止
その他:修道院入場にはパスポート提示要
世界遺産ペーチ総主教修道院
写真:大竹 進
ヴィソキ・デチャニ修道院の北約15kmの所に世界遺産「コソボの中世建造物群」の2ヵ所目、ペーチ総主教修道院があります。修道院は町の西端に位置し、コソボでも人気の高い自然観光スポットであるルゴヴァ渓谷の入口にあります。城壁の様な高い壁に囲まれていますが、門をくぐって修道院内に入ると鮮やかな色合いの教会が出迎えてくれます。
写真:大竹 進
セルビア正教会の総主教座は大主教座よりも格が高く、鮮やかな外壁が印象的な修道院です。一見一つの教会に見えますが、実は3つの教会が順次増築されたもので、真中の聖使徒教会が一番古いものです。
写真:大竹 進
修道院の創立年代は不明ですが、13世紀の中頃にはブルガリア帝国の脅威にさらされた事もあり、より安全で国の中心に近いこの場所にセルビア正教会の大主教座を移し、更に14世紀にコンスタンチノープルの総主教庁から独立した事で総主教座となったものです。
<ペーチ総主教修道院の基本情報>
拝観時間:5:00~18:00(無休)
拝観料:2ユーロ(英語のオーディオガイド込み)
撮影可否:建物内部撮影禁止
その他:修道院入場にはパスポート提示要
世界遺産グラチャニツァ修道院
写真:大竹 進
コソボの首都プリシュティナの東約10kmにあるのが、世界遺産「コソボの中世建造物群」の3ヵ所目グラチャニツァ修道院。コソボはイスラム教徒が大半のアルバニア人が9割以上を占める国ですが、この修道院があるのはキリスト教徒のセルビア人が住む村に建てられています。石造りの塀で囲まれた修道院内に入ると、シンメトリーの聖堂が正面に現れます。
写真:大竹 進
この修道院は1321年にステファン・ウロシュ2世ミルティンにより建てられました。ウロシュ2世は妃をビザンチン帝国から迎えたためにビザンチン文化がもたらされ、グラチャニツァ修道院もビザンチン様式で建てられています。優美な弧を描く姿は、天に突き刺さる様なゴシック様式とは違い、温かみが感じられます。
写真:大竹 進
夕陽を浴びるグラチャニツァ修道院。外壁が赤く染まり、レンガがよりその赤味を増して輝いています。他の修道院同様、内部はフレスコ画が多数描かれていますが、何れも残念ながら撮影禁止です。
<グラチャニツァ修道院の基本情報>
拝観時間:夏期 6:00~17:00、冬期 7:00~15:00(無休)
拝観料:無料
撮影可否:建物内部撮影禁止
コソボで最も美しい町プリズレン
写真:大竹 進
コソボ南部の中心都市プリズレンは、コソボで最も美しい町と言われ、オスマン帝国時代の建物が多く残っています。市街を東西に流れるビストリア川に架かる石橋と、その向こうに見えるスィナン・パシャ・ジャミーアはプリズレンを代表する絵になる光景です。
写真:大竹 進
プリズレンの起源は古く、古代ローマの時代には既に都市として存在していました。市の東側の丘の上にはプリズレン城塞があり、市街を一望出来ます。コソボ紛争によってセルビア系住民は市街から避難したまま戻らず、現在の住民は殆どがイスラム教徒のアルバニア人になっていますが、市内にはセルビア正教会やカトリック教会も残っていて、世界遺産「コソボの中世建造物群」として登録されているレヴィシケ生神女教会もここにあります。
焼き栗を絶対食べようぜ!
写真:大竹 進
プリズレンの旧市街は観光客や地元住民で賑わっていますが、シーズンになると焼き栗の屋台があちこちに出ます。焼き栗を頬張りながら市内を散策するのも良いですね。
未知の国コソボ
コソボと聞いてそれがヨーロッパにある国名であり、更にコソボが位置するおおよその場所まで判る人はかなり少数かと思います。
かつてチトー大統領によって「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、そして1つの国家」というスローガンと共に、ユーゴスラビアという多民族・多宗教の国家ががあり、その中心的存在であったセルビア共和国の自治州としてコソボは存在しました。
1990年代のユーゴスラビア解体に伴って民族対立が激化し、コソボ紛争では数十万人の難民が生まれましたが、現在ではインフラ整備も進み、ホテルなども各地に建設されています。多くの民族や宗教が混ざり合い、古く複雑な歴史と豊かな自然に溢れた魅力的な国、コソボへあなたも訪れてみませんか。
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
コソボ人の一覧(コソボじんのいちらん)は、コソボ出身者あるいはコソボ人の人物を一覧にしたものである。
ア行
- ドニス・アヴディヤイ – サッカー選手
- ノラ・イストレフィ – 歌手
- アデリーナ・イスマイリ – 歌手
- ゲンタ・イスマイリ – 歌手
- サミル・ウイカニ – サッカー選手
カ行
- ベジム・カバシ – キックボクサー
- シェフキ・クキ – サッカー選手
- ブリム・クケリ – サッカー選手
- ディストリア・クラスニキ – 柔道家
- ヤクプ・クラスニチ – 大統領
- アルビン・クルティ – 政治家
- フラカ・クレラニ – 歌手
- ジェトン・ケルメンディ – 作家
- マイリンダ・ケルメンディ – 柔道家
サ行
- ハシム・サチ – 大統領
- エミン・ジノヴチ – 解放軍隊員
- グラニト・ジャカ – サッカー選手
- タウラント・ジャカ – サッカー選手
- ノラ・ジャコヴァ – 柔道家
- ジェルダン・シャチリ – サッカー選手
- ファトミル・セイディウ – 大統領
- アルベル・ゼネリ – サッカー選手
タ行
- スラジャナ・デリバシッチ – 歌手
- アルタ・ドブロシ – 女優
ナ行
ハ行
- ファトミレ・バイラマイ – サッカー選手
- ベスニク・ハシ – サッカー指導者
- ラムシュ・ハラディナイ – 首相
- リンディータ・ハリミ – 歌手
- エルトン・フェイズラフ – サッカー選手
- ファトス・ベチライ – サッカー選手
- ペルパリム・ヘテマイ – サッカー選手
- メフメト・ヘテマイ – サッカー選手
- ヴァロン・ベーラミ – サッカー選手
- ヴァロン・ベリシャ – サッカー選手
- エトリト・ベリシャ – サッカー選手
- ベサルト・ベリシャ – サッカー選手
- ネヴェナ・ボジョヴィッチ – 歌手
マ行
- ニコラ・マクシモヴィッチ – サッカー選手
- アゼム・マクスタイ – キックボクサー
- イーサ・ムスタファ – 首相
- アゴン・メーメティ – サッカー選手
- タヒール・メンチチ – キックボクサー
ヤ行
- レオノラ・ヤクピ – 歌手
- アドナン・ヤヌザイ – サッカー選手
- アティフェテ・ヤヒヤガ – 大統領
ラ行
- ミロト・ラシカ – サッカー選手
- アネル・ラスカイ – サッカー選手
- イブラヒム・ルゴヴァ – 大統領
- エルミル・レニャニ – サッカー選手