都政や大阪府政を通じての在り方から 国政、憲法の解釈問題を 北の脅威、アメリカの約束。
変化する中で、日本の防衛は どうなるか? 導入編として お二人のお話は 示唆に富んでいる。
★永世中立の国。スイスでは 防衛は どうなっているのか??
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スイスと第二次世界大戦【ゆっくり解説】第一話 表面史
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スイスはどうやって中立を守っているのか?
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【戦略論】「永世中立国スイスの戦略」スイスはなぜ戦争をしないのか?【新・戦略論大系『孫子』編】
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★ 話は 変るが、イスラエルで良く聞いた話。「自分たちは 戦争をしたくない」、軍隊を持ち、
しっかり武装することは国として重要課題。国として絶対に必要だが、「スイスのように 戦争をしない国」
が理想だ。★イスラエル・パレスチナには Japan Missionで 4度。その他出張ベースで2回訪ねたが、
その都度、この話を、政府高官の人々からも聞いたことがある。 人間として 世界中の人が平和を願って
いることは 事実で、 当然そうなのだと思う。
永世中立国スイスの民間防衛に学ぶ 現実的平和主義
視聴85 回 ニュース 247 2016/07/21 ネットのコメント
① スイスではこれが用意されているとは、驚きと感心です。 日本はアメリカにWGIPで見事に抑えられてきた、日本人覚醒を望む。
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② 目に見えない戦争・・・・ ネットがあって、大分可視化されてきましたね。いいことです。 気を抜かず、日本人は団結していきましょう。
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③ マスゴミの代表としてフジテレビを叩くのは考えが浅いと思う。 産経はマスコミの中でもいたってまっとうな方である。 NHKを筆頭に、朝日、毎日の思うつぼ。 彼らこそ、敵国のスパイの侵入をゆるし、反日を洗脳、教育してきた張本人であると思う。
地上波、BS、CS、ネット動画の壁を壊し、誰もが普通のテレビですべての放送を見れるようにするべきだ。そうすれば、ニーズに合わないものは淘汰され、責任はますます国民によるものとなるだろう。
スイス人から学ぶ日本の国防観(桜H27/10/20)視聴 3,286 回 SakuraSoTV 2015/10/20 チャンネル登録 23万
日本の反戦・平和運動家が引き合いに出す「永世中立国・スイス」。そのスイス人から見た日本の国防観の異常さについて、戦後左翼全盛時代の文献から御紹介しておきます。
スイスといえば、アルプスの美しい風景、チーズやチョコレート、時計などのイメー ジを持つの日本人が多いだろう。 そんなイメージで住み始めた特派員が、衝撃を受けたものの一つに「核シェルター」 の存在がある。 スイスには何十万という核シェルターがあり、その設置が法律で義務付けられてい る。そして、冷戦が終結した今も その建設は続いている。
この驚くべきスイスの事情にコメンテーターは、「これは世界の常識である」と語り ます。 スイスは、国民皆兵制の武装国家。永世中立国であることは、どこにも守ってもらえ ないということ。 平和や美しいものを守るために、国民がどれだけの覚悟と犠牲を払っているのか、 そして、それに耐えられるだけの人々が集まっているのがスイスという国。 核シェルターの存在は、ヨーロッパの防衛に対する精神的な伝統とも関係があると解 説します。
ある新聞の調査では、日本人が次に生まれ変わるとしたら住みたい国のNo.1に挙げら れたスイス。 当たり前のことですが、イメージと実際は違います。 本編を見た後、あなたはまだスイスに住みたいと思うでしょうか!? 特派員情報 スイス在住 小島瑞生さんからの情報でした。
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8月19日に開催された第5回を振り返っています。
1 夢志教師塾の目的説明とダイジェスト
2 講義+議論「理想の世界とは~世界情勢から考える~」星陽介
3 講義+議論「世界の教育に学ぶ~デンマークとスイスの教育~」小出潤
4 実践発表 偉人語り「志のある科学者 高峰譲吉」伊藤優
3 講義+議論「世界の教育に学ぶ~デンマークとスイスの教育~」小出潤
幸福の国デンマークの教育に続いて、紹介する国は「スイス」です。
スイスといえば、永世中立国です。
戦乱の歴史をくり拡げたヨーロッパにおいて、150年間以上に渡り平和と安全を保つ国です。
そのスイスから、「どのようにして平和を保ってきたのか」「防衛への意識はどうやって養っているのか」その秘密を探っていきたいと思います。
そこで参考になるのが、こちらの著作『民間防衛』です。
『民間防衛』は、スイス連邦内閣の要請によって連邦法務警察省が発行し、スイスの全国の各家庭に一冊ずつ配布されたものです。
今回は、こちらの内容を紹介しながら、防衛への考え方や方法を学んでいきました。
プレゼン資料を用いて、詳しくお話させて頂きましたが、ここでは紹介した内容の一部を紹介させて頂きます。
〇まえがきより
・防衛によってわれわれにとって最も大きな財産である自由と独立が保障
・あらゆる侵略の試みに対して有効な抵抗を準備
・抵抗の力は、すべての人々が自分に与えられた任務とそれを達成するため各自の持つ手段方法を理解し初めて有効
・戦争は心理的なものになった。作戦実施のずっと以前から行われる陰険で周到な宣伝は国民の抵抗意思をくじくことができる。精神ー心がくじけたときに腕力があったとて何の役に立つのでしょうか。反対に全国民が決意を固めた指導者のまわりに団結したとき、だれが彼らを屈服させることができましょうか。
・民間国土防衛は、まず意識に目覚めることから始まる。
・今からその準備をせねばなりません。
〇平和
・戦争に備える義務から解放されていると感じている人はだれもいない。歴史がわれわれにそれを教えているからである。
・今日のこの世界は、何人の安全も保障していない。
・わが国の安全保障は、われわれ軍民の国防努力いかんによって左右される。
・自由と独立は、断じて与えられるものではない。自由と独立は絶えず守らねばならない権利であり、ことばや抗議だけでは決して守り得ないものである。
・自分の国を愛するということは、まず、経済面であれ、政治面、知識面であれ、その国の現実のあらゆる面についてより深い知識を得る方法を学ぶこと。
・われわれの平和な生活をその手中に握っている強大国が理性的であり賢明であることを心から希望する。しかし、希望を確実な事実であるとみることは常軌を逸した錯誤であろう。そこで、最悪の事態に備える覚悟をしておく必要がある。
〇全面戦争には全面防衛を
レジスタンス(抵抗)はまず、自由と独立の価値、それがいかに大切であるかということを認識した国民各自のその意思に基づいた行為である。
1 政治的な防衛
諸制度の運営がされるよう注意。内政干渉に自由と独立が弱められたり、基本的人権が侵害されたりすることの防止。
2 経済的な防衛
食糧、原料、エネルギー源の供給を確保して、わが国が特定の外国や外国のグループに経済的に依存せざるを得ないような事態を防ぐ。
3 社会的な防衛
全国民に受け入れられる社会情勢の維持。国民がその生活状態を守るために戦う覚悟をもつものは、あくまでもその生活状態に国民が満足している程度に応じてである。
4 心理的な防衛
われわれの独立の意思を弱めようとする外国のイデオロギーの宣伝攻勢に抵抗できるようにするために、正しい情報を国民に提供しようと心がける。
〇書かれている内容
・家に備蓄するもの
・民間防災組織について(住宅自警団、職場自警団、地域防災組織)
・退避所(軍の要塞や地下壕)を建設する義務
・原爆に対して
・生物兵器戦争に対して
・化学兵器戦争に対して
・ダムや堤防の破壊に対して
・火災に対して
・救出について
・核攻撃の後でどうするかについて
〇具体的な想定
・戦争勃発の可能性あり
・戦争の切迫
・わが国の周囲に戦争勃発
・原爆による隣国の脅威
・戦争 陰謀放送への警戒
・都市の占領
・占領下の生活
・抵抗運動の組織化
・占領軍の洗脳工作
〇占領軍の洗脳工作
・歴史の教科書の改作作業
・新聞やラジオ、テレビなどが宣伝の道具として用いられる
・学校ではあらゆる宗教教育の禁止
・精神的な価値を示唆することは一切御法度
〇訳者あとがきより
1 真に平和を望むものは平和を守るための努力を惜しんではならない
2 先憂後楽という姿勢ー日本の大震災に対しての備えはどうか。
3 「何を守るか」という点
スイスでは物質的な財産はもちろん「自由」を根幹とする社会体制を重視。その裏には、かかる基本的な自由さえ保障されていれば、あとはスイス国民の責任においてその能力に応じ、最も賢明な選択をしていけるという自信がうかがわれる。
4 「何から守るか」という点
自然災害同様、戦争の脅威はこちらの意図と関係なく産まれるとの認識が徹底。
5 「いかにして平和を守るか」
日本とスイスの防衛体制の最も大きな差は、日本では防衛というと軍事問題を中心として考えがちだが、スイスでは近代戦争は全面戦争であり、これに対しては全面防衛が必要であるとされる点。たとえスイスが軍事防衛に破れ、占領されても、心理的防衛により必ず最後の勝利が得られると考えている。
6 スイス国民の運命共同体としての意識とその共同体内部にみなぎる社会的正義・隣人愛の精神
その後、参加者で話し合った。
1 スイスの『民間防衛』から学べる点、日本の教育で生かせる点は?
・スイスと日本のちがい、「あらゆる危険に備える平和愛好国」と「いかなる危険にも目もくれない平和愛好国」という言葉が衝撃的であった。平和を望んでいるが、努力をしていない…。日本人は経済、サイバー、心理、様々な面で一人一人の意識が低い。「防衛教育」あるいは「国防教育」を学問として位置付けていく必要性を感じた。
・一人一人の意識の高さの違いを思い知らされた。日本は、平和を人任せにしてしまっている。スイスは、自分があって戦争しないという意志がある。この意識に違いがある。
・スイスは平和を守るための努力が徹底されている。
・徹底した想定と事前の備え。国民全体で自分達の国を守るという意識と努力。
・利己主義ではなく、利他主義の共助の精神の教育の徹底。
・現実に直視する姿勢。未来に対する責任がある。日本は、スイスよりも脅威が多い。「共同体意識」を日本が一番示さないといけない。
2 自分にできることは何か?
・授業でもりこんでいく。
・スイスの『民間防衛』の取り組みを紹介し、日本と比較する授業を行う。教師は親にも伝えていくことができる立場。
・現状ではアメリカに守ってもらうことも必要だが、自分で守っていく、切り拓いていくという意識も育てていかなくてはならない。
・現実に直視する姿勢。様々な侵略に対して、戦う(抵抗する)姿勢。逃げない。
・防災教育において、この徹底した想定と対策の姿勢を生かしていく。
・課題として、憲法の平和主義の上にいる教師としての立場で、どう防衛についての意識をもたせていくのかということ。スイスの民間防衛と日本の防衛の在り方について調べ、比較し、議論させる授業などはよいのではないか。
<まとめ>
今回は、世界の教育から学ぶということで、デンマークから幸福の秘訣、スイスから平和を保つ秘訣を学んだ。やはり、他国から学ぶことの意義は極めて大きいと感じた。日本人は、他国のよさを自国に合った形で取り入れ、調和させながら発展していくことを得意としている。日本の課題を解決していくために、他国の優れているところから学び、解決のための糸口を見つけていきたい。今後も、世界の教育に目を向けて、学んでいきたい。
【参考文献】
スイス政府(編)原書房編集部(訳)『民間防衛』原書房
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小出潤の松陰先生おっかけ教育日記