★遺伝子組み換え食品は 安全なんだろうか??
危険な面があるのは、 多くのマイナスな情報が
入ってくるので 否定できない。 アメリカは、武田教授の話では 賛否両論があるが
確かなことは、現在の科学技術で、判断するのは 間違える可能性が高い。
未来の科学では 違った結論になる可能性があるからという。
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米国の遺伝子組み換え市場に異変!【武田教授 youtube】
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この話を聴くだけでも 絶対反対しなければと思う。
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ニュース 2016年3月24日
★インドでは農民の自殺が増えている。今度の原因は
「遺伝子組み換えワタ」だ。
遺伝子組み換えワタは、殺虫タンパク質の名前の頭文字から「Btワタ」と呼ばれる。
殺虫タンパク質を生成する遺伝子が組み込まれており、ワタを食べた害虫が死ぬ仕組みだ。
Btワタ種子の供給元のひとつ、モンサント社はウェブサイトで「’04年にインドのワタ生産者
を対象に実施した調査では、(Btワタを栽培した農家で)従来品種のワタの栽培を行った
農業生産者に比べて収益が118%増加しています」「収量が64%増加し、殺虫剤散布にかかる
コストが25%減少したことも示されています」としている。
米国ミズーリ州に本社を置くモンサント社は、遺伝子組み換え作物の世界シェア9割を誇る
世界的大企業。農薬メーカーとしても有名で、ベトナム戦争で散布された枯れ葉剤の製造
メーカーでもある。
これに対して「遺伝子組み換えワタは、栽培を始めてから数年は大きな利益を得られますが、
その効果は年を追うごとに減っていきます」と指摘するのは、「市民バイオテクノロジー情報室」
代表の天笠啓祐氏。
「モンサント社は、種子とそれに合わせた農薬を販売しています。最初は高い害虫抵抗性を示す
ため、農薬を使う量や回数が劇的に減り、コストダウンとなります。ところが、やがて
殺虫タンパク質への耐性を獲得した害虫が増え、段々とその効果が薄れてきます。
そのために使う農薬が再び増えるので、結局は負担が増えることになってしまうのです」
また、農薬の吸引による被害も広がっているという。
「Btワタの栽培で広く使われる農薬に、有機リン系の農薬があります。耐性を獲得した害虫
に対処するためにどんどん増えていく農薬が、農民の身体も蝕んでいく。
インドの多くの農家は貧しく、ゴーグルや防護服を買う余裕もありません」(天笠氏)
’01年ごろからインドで爆発的に作付面積を増やしたBtワタは、’05年ごろから徐々に
収穫量が減少していった。しかも、いったんBtワタの栽培が定着すると、農家は在来種の
栽培に戻ることが極めて困難になるという。
「オルター・トレード・ジャパン」の印鑰智哉氏(いんやくともや)によれば、その事情は
次の通りだ。
「Btワタ種子の供給元が現地の種苗会社を買収して、Btワタとそれに適した農薬だけ
を扱うようになります。
すると、以前まではあった在来種の種子や農薬を、農家が手に入れることはできなくなる。
また、Btワタが普及する間に、在来種の栽培をサポートできる人材がいなくなるという
問題も生じています」
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毎年買わなければならない「特許種子」
Btワタに限らず、農家は遺伝子組み換え作物から種子を採って次のシーズンも栽培
するということができない。供給元が特許を設定しているためだ。遺伝子組み換え
作物を栽培する農家は毎年、種子と農薬をセットで供給元から買わなければならない。
そのため貧しい農民は借金をする。
「マヒコ社(モンサント社の関連会社)が販売するBtワタの種子の価格は、在来種
よりも25%高い。しかも州によってはBtワタの種子しか買うことができない。
干ばつや耐性害虫の出現、収量の低下も起こり、収量が伸びずに販売価格も低迷
する中、Btワタ農家は借金の返済ができなくなっていくのです。
インド国家犯罪記録局の調査では、自殺する農家は’02年から10年間で17万人に
上るとされています。これは借金の帳消し目的が大半と見られます」。
「食政策センター・ビジョン21」代表の安田節子氏はこう語った。首吊りや入水、
農薬を飲むなどして死を選ぶ農民が続出しているというのだ。
モンサント社はインド農家の自殺について、ウェブサイトで「(Btワタが)
導入された’02年よりかなり以前からありました。
農業生産者の自殺の原因は数多くありますが、借金や負債が主な要因の一つ
であると、多くの専門家の意見が一致しています」と、遺伝子組み換え作物
と自殺の増加には因果関係はないと説明している。
しかし、インド農家の自殺とBtワタの普及はまったく関連がないと言い切れる
のだろうか。
世界では「脱遺伝子組み換え作物」の動きも始まっているという。
「遺伝子組み換え作物は米国やカナダなど北米でうまくいっても、インドのような
熱帯では大失敗したと言えるでしょう。
しかしその責任を供給元のメーカーは取っていない。インドではBtワタの種子の価格
を勝手に決めさせないよう、行政が介入に乗り出しました。アフリカのブルキナファソ
でもBtワタの作付けをフェイドアウト、つまり漸減(ぜんげん)する方針を決めています」
(印鑰氏)
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