Elizabeth Bishopの詩を学ぼう!@映画「In Her Shoes」
2010年 01月 29日
「In Her Shoes」は”彼女の立場になって”という慣用句
ちょっと前の映画なんですが、お正月にBSデジタルで放送してたので録ったのを久々に見ました。
こーやって見ると、キャメロン、年取りましたね~。ナイスバディは相も変らず健在ですが、やっぱり顔の筋肉は重力には逆らえませんからね(泣)。
なんて余談はさておき、お話なんですが。2人の姉妹、Cameron Diaz(キャメロン・ディアス)演じるマギーとToni Collette(トニー・コレット)演じるローズを中心に彼女らのおばあちゃんのエラ・Shirley MacLaine(シャーリー・マクレーン)
など家族の絆と個々の成長を描いたヒューマンストーリー。
キャメロンは容姿だけが取り柄でいままでなんとなーく上手に生きてきた妹のマギー。
いっぽう姉のローズは、容姿には自信がないが弁護士事務所に勤める地道な努力家タイプ。
この二人の共通点は靴のサイズのみ。
とうとうお姉ちゃんの男に手を出したマギーにローズはキレてしまい、
マギーは祖母のいるフロリダへ行きます。
さぁ、詠んで”と励まし詩を詠むシーンがかなり良いですね。
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「One Art」 失うことの術を習得するのは難しくはない
The art of losing isn’t hard to master;
so many things seem filled with the intent
to be lost that their loss is no disaster,
失うことの術を習得するのは 難しくはない
あまりにも多くの物が忘れ去られるため そこに存在する
だから たとえそれらの物がなくなっても 不幸ではない– Even losing you
(the joking voice, a gestureI love)
たとえあなたを失っても…
そのおどけた笑い声やしぐさを愛したけれどI shan’t have lied.
私は自分を偽ったりしないIt’s evident the art of losing’s not too hard to master
though it may look like (Write it!) a disaster.
“失うことの術を習得するのは難しくないから”
たとえそれが とても(書いてしまえ!)不幸なことに思えても________________________________________________
ここで彼女が元教授から【Aプラス】(日本で言う“優”)をもらい、それから2人のやり
「I carry your heart with me」/ あなたの心と共に私の心を重ねて
i carry your heart with me
(i carry it in my heart)
あなたの心と共に 私の心を重ねてi am never without it
(anywhere i go you go,my dear;
and whatever is done by only me is your doing,my darling)
決して離すことなく
私が行くところ あなたも共に
私のすることは あなたのすること いとしい人i fear no fate
(for you are my fate,my sweet)
運命など恐れない
あなたが私の運命だからi want no world
(for beautiful you are my world,my true)
世界など欲しくない
あなたが私の美しい世界だからhere is the deepest secret nobody knows
(here is the root of the root and the bud of the bud
and the sky of the sky of a tree called life;
which grows higher than the soul can hope or mind can hide)
誰も知らない深遠なる秘密
起源の中の起源 未来の中の未来
大空に育ちゆく人生という木
魂の飛躍 理性の畏れより早く枝を延ばすand this is the wonder that’s keeping the stars apart
空に星がきらめく 神秘のようにi carry your heart
(i carry it in my heart)
あなたの心と共に 私の心を重ねて
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いい詩ですね!私も大事な人が結婚するときはこれをプレゼントしたいですね。
言葉の大切さ、声に出して相手に伝える事の大切さが身にしみて感じられる作品です。
身近な人、気が付けばいつもそばにいる人の存在の重要性を改めて再確認できる映画ではないでしょうか?