奇跡の将軍・樋口季一郎 ユダヤ難民の恩返し。人道主義とは何か?

★歴史秘話を 振り返ると 色々考えさせらえる。 人道主義とは なにか? を もう一度 考えよう。
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Published on Oct 2, 2015

氷点下20度の極寒の地、ナチスの迫害から逃れてきた多くのユダヤ人難民は満州とソビ­エトの国境オトポールで立ち往生していました。
満州国外交部はドイツの目を気にして入国を拒否するなか、当時、ハルビン特務機関長であった、樋口季一郎少将は、二万人ともいわれる凍死寸前のユダヤ人難民の命を救ったのです。

「日本はナチス・ドイツの属国ではありません。ヒトラーのお先棒を担いで弱い者いじめ­することが、正しいことですか」

当時、関東軍の東条英機参謀長に、樋口季一郎少将は正論をぶつけました。リトアニア領事館で杉原千畝が「命のビザ」を発給する2年前のことでした。

樋口季一郎は、また、米艦隊に包囲され、玉砕必至のキスカ島守備隊520­0人の無血脱出を成功させ、さらに終戦後に北方に侵攻するソ連軍への「断乎反撃」を命じ、ソ連の北海道占領の野望­を砕いて、占守(しゅむしゅ)島での日本軍最後の勝利をもたらしています。
これら三つの「奇跡」をもたらしたのは、常に人道に立脚した樋口の決断でした。
現在の日本がおかれている安全保障における危機的状況を打開するためにも、人として正しい道を貫いた樋口季一郎の「志」を学ぶことはとても大切なことだと思いま­す。

樋口季一郎元陸軍中将のお孫さんで、明治学院大学の樋口隆一名誉教授に24歳まで同居­していた祖父から学んだことや秘話、思い出を語っていただきながら、決断の人、樋口季­一郎元陸軍中将の歴史的偉業に迫っていきます。

この話は 何年も前に 聴いたことがあった。東条英機さんが なぜか同盟国のヒットラーの要求を無視して

ユダヤ人を満州国で受け入れ 体力を回復させ 日本経由 アメリカに送ったという話。

 

背景にこんな話があったとは、深い感動を覚えた。私たち現在に生きる日本人は このような人道主義に

基ずいて行動する大先輩が 存在したことを誇りに思う。

 

今に生きる私たち。これで良いのかとも思う。難民を 殆ど受け入れない事実に苦しむ。

もちろん 受け入れ過ぎて 国自体がおかしく悪い方向にも変形していく状況を知っている。

 

北欧でも欧州でも 苦しみのあと 右傾化していく状況を毎日のように 報道でみている。

 

だが、 もともと同じ民族であると言われる レバノンは400万人の人口で シリア難民を100万人受け入れた。

いま この状態に難儀をしている状況を 認識するものの 人間として もう一度、根本から考えねばと思う。

 

 

Published on Dec 10, 2016

『恩を返すのは今をおいて他にはないんだ!!』危険を顧みず下した一つの決断 日本が誇るべき「奇跡の将軍」