アーノルド・J・トインビーの名言
アーノルド・J・トインビーのプロフィール
アーノルド・J・トインビー(Arnold Joseph Toynbee/1889年4月14日-1975年10月22日)は、イギリス・ロンドン出身の歴史学者、教授。叔父は、経済学者「アーノルド・トインビー」(祖父と区別するためにミドルネームの「J」が入れられた)。西欧中心の歴史観に加え、イスラムや仏教にも着目した人物であり、各文明国の発展を描いた『歴史の研究』(全25巻)の著者として知られている。キングス・カレッジ・ロンドン教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授、王立国際問題研究所理事、外務省調査部理事などを歴任。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス)
著書
主な著書(邦訳書)に「世界と西欧/1959年」「歴史の教訓/1959年」「一歴史家の宗教観/1959年」「ヘレニズム 一つの文明の歴史/1961年」「試練に立つ文明(上・下)/1961年」「アジア高原の旅 民族と文明の興亡/1962年」「失われた自由の国 現代アメリカ論/1962年」「文明の実験 西洋のゆくえ/1963年」「歴史の研究/1966年」「ナイルとニジェールの間に/1967年」「戦争と文明/1968年」「回想録(1・2)/1970年」「交遊録/1970年」「現代が受けている挑戦/1971年」「日本の活路/1974年」「爆発する都市/1975年」「図説歴史の研究/1975年」などがある。
アーノルド・J・トインビーの名言集
宗教の創始者たち(イエス、ブッダ、老子)は、
宇宙の本質とは何か、
精神的な本質とは何か、
現実の本質とは何かについては、
それぞれ独自の考えをもっていて
相いれなかった。しかし、道徳的な教えに関しては、
彼ら全員が一致している。たとえば、物質的な富の追求は
間違った目的であるという解釈である。また、没我性と他者への愛を持つことこそが、
人生における幸せと成功の鍵であると
口をそろえていっている。
現代人は何でも知っている。
ただ、自分のことが、
よくわからないだけなんだ。
ベストを尽くせばいい。
それ以上のことなんて、
誰にもできはしないのだから。
人間はどうして
有限のものばかりを
追いかけてしまうのだろうか。もっと無限のものの
追求の喜びを知るべきだ。
熱意がない人間が、
立派な仕事などできるわけがない。
人間の魂は、
善と悪とが支配権を争って
絶えず戦っている戦場である。
できるだけ遠い未来を考えて、
人生を生きなさい。