「自死遺族への差別・偏見」。 こういう問題が、ますます顕在化しているという。
由々しきこと。あってはならない。人間として、恥ずべきことだと思う。
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★第5回自死遺族等の権利保護シンポジュウム
~自死遺族等の差別問題を考える
自死遺族が直面する差別・偏見の問題
実務と法律的解決の現状について
★【日時】 2016年5月27日(金)
午後4時30分から午後7時30分
★【場所】 衆議院第一議員会館 1階 多目的ホール
(千代田区永田町2-2-1)
★入場無料・事前予約不要
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★いじめ等をはじめとする自死は 残念ながら なぜか?
なくならない。「差別・偏見に苦しむ遺族の人たち」は増え続ける。
真剣に この問題に向き合い、解決することが大切だ。
シンポジウムに 参加して しっかり向き合い 自分たちの行動も
もう一度 見直さねばとも思う。 多くの人たちが 泣き寝入りし
苦しんでいるので。
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★ところで なぜ「自死」という言葉が 使われているのか?
検索したところ、次のような 答え(ベスト・アンサー)が見つかった。
ご参考まで、下記をシェアさせて頂いた。
(この掲載が問題となりませんように。)
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★ まず、「自」という言葉の漢文における用法を見てみると、以下の
3通りがあります。
1) 前置詞用法 : 「自○○」は『○○より』と読む。英語の 「from○○」に相当。
2) 再帰的用法 : 「自」を『みづから(みずから)』と読む。英語の「oneself」、
フランス語・スペイン語の「se」に相当する。「自●」(●は他動詞)という文型で
“自分で自分を●する” という意味になり、フランス語・スペイン語の代名動詞に相当。
3) 副詞用法 : 「自」を『おのづから(おのずから)』と読む。”自然に” “ひとりでに”
という意味。英語の「spontaneously」「automatically」に相当。
上述の漢文における用法に則って解釈してみると、「自殺」「自害」「自決」は、
殺・害・決がいずれも他動詞なので2)の再帰的用法となり、「自分で自分を殺す」
「自分で自分を害する」「自分で自分を決する」という意味になります。
一方「自死」は、死が自動詞なので3)の副詞用法となり、「自然に死ぬ」
「ひとりでに死ぬ」という意味になります。
このように解釈してくると、「自殺」すなわち「自分で自分を殺す」という言葉は、
非道徳的・反社会的な行為であり、責任の一部は自分あるいはその関係者に
あるという意味が含蓄されているように思われ、
「自死」すなわち「自然に死ぬ」という言葉は、誰にも責任はなく、まるで天寿
(自然の寿命)を全うしたかのような意味が含蓄されているように思われます。
以上のような違いから、原因(いじめ)と結果(死)がハッキリ分かっているとき
には、「いじめによって自殺に追い込まれた(自分で自分を殺すしかいじめから
逃れる術がなかった)」の方が文法的に正しく、
「いじめによって自死に追い込まれた(いじめにより天寿の全うを強いられた)」
は文法的におかしいことが明白であり、
今まで「自殺」と表現していたもの総てを「自死」に置き換えることは不適切です。
しかし、自殺の原因は、例えば
60%がいじめ、
25%が学校の管理不足、
10%が本人の耐える力不足、
5%が家族の支え不足のように責任が分割されるため
死んだ本人も深い悲しみの中にある遺族も0ではない責任が
負わされるのが現実です。
そのため、死んだ本人や遺族を少なくともこれ以上傷つけ
ないよう、誰にも責任の無い「自死」という言葉が、遺族団体や
その支援団体、自治体などで使用されています。
「自殺」と「自死」いずれを推す立場にも一理あるので、
私としては言葉狩りをせずに両方使い分けして存在する方
がいいと思いますが、「自死」派の圧力が最近大きいので、
「自殺」という言葉が「自死」する日が来るのかも知れません。

テーマ:みやぎの萩ネットワーク
第5回自死遺族等の権利保護シンポジュウム
~自死遺族等の差別問題を考える~
自死遺族が直面する差別・偏見の問題
実務と法律的解決の現状について
【日時】 2016年5月27日(金)
午後4時30分から午後7時30分
【場所】 衆議院第一議員会館 1階 多目的ホール
(千代田区永田町2-2-1)
*入場無料・事前予約不要
<<< プログラム(予定) >>>
【第1部】 4時30分~5時
全国自死遺族連絡会からの報告
当事者である自死遺族の声
【第2部】5時 ~6時 30分
法律専門家による実情と問題点
休憩 6時30分~6時45分
【第3部】6時45分~7時30分
野田正彰氏講演
全国自死遺族連絡会 など多くの遺族と
関わって活動を続ける田中さんや
いじめによる自死でお子さんを亡くされた
遺族の声、遺族の活動の支援、協力を
精神科医としても行ってくださっている
野田先生 の講演があります。
チラシはこちらからご覧いただけます。
↓(詳しい地図など)
遺族を待ち受ける様々な困難は、家族や
愛する人を亡くした悲しみが一番大きな
ものですが、追い打ちをかけるような
厳しい現実があることを知ってください。
多額の不当請求や訴訟、
人としての尊厳を損なうような扱われ方や
お葬式の拒否など差別があります。
一年間に多くの人々が死を選んでしまう
この国を変えるきっかけに是非、この度の
シンポジウムや自死問題について関心を
寄せてくださいますようお願い致します。
田中さんのブログには、活動をとおして
つぶさに見てきたことが書かれています。
●「自死遺族等の権利保護」
シンポジュウムの歩み
第1回 2010年6月3日
虎の門日本財団ビル2階:大会議室
テーマ ~自死遺族の総合支援をかたちづくるために~
第2回 2012年7月
赤坂スター会議室
テーマ ~アパート損害賠償請求裁判・控訴審を前に~
第3回 2013年3月2日
衆議院第2議員会館 多目的会議室
テーマ ~個別的解決と立法的解決~
第4回 2015年5月18日
衆議院第1議員会館多目的ホール
テーマ ~改めて自死への差別・偏見を考える~