ルワンダに ご主人とともに ほぼ9年前に 移り住んだ 三戸優理さん
の役割は 現地で高く評価され 感謝されています。
ご夫妻の活動は、私たち 日本人の誇りだなあ、と思います。
お二人は 環境の専門家でもあり、アスベスト処理の問題、ごみ処理、
リンゴ栽培、農業、そして このバナナ繊維の開発 商業化、
サルザイ繊維をつかった民芸品も 新しいデザイン 品質管理
で、日本のデパートで ひろく売られるようになって久しい。
1994年の悲劇のあと、生き残った人々は 協同組合を
つくり 寡婦同士が集まって この民減品を作って 生計を
たてている。 三戸優理さんは、いくつかの協同組合の女性たちから
買い取って、日本に送っていらっしゃる。彼女たちの希望の星だ。
お二人の力は いかんなく、発揮されている。
赤ちゃんもすくすく大きく育っている。
このような 二人に続く若者が 世界各地で うまれれば
日本の果たす 役割は 目に見える形で 発揮されるだろうと
つくづく 想う。
__________________________________________________
三戸優里さんの記事抜粋
ルワンダ・バナナファイバー・プロジェクトによる織物研修の実現にご協力ください!>
-ルワンダのバナナ生産農家の貧困女性たちと日本市場がつながるためにー
ルワンダは、アフリカの中では資源小国といわれますが、バナナ生産量に関しては、アフリカでも有数の生産量を誇ります。
このバナナを収穫した後に残る幹は、通常主な用途もなく捨てられることが多いのですが、この幹から実は繊維がとれ、この繊維を利用して紙や工芸品、建築や輸送資材、テキスタイルなどに製品化することができ、実際これらの製品は、主として先進国で販売されています。しかし、この繊維を利用して物を生産する技術は、ルワンダをはじめとしたバナナ生産国にはないのが実態です。
そこで、2009年から少しずつこの繊維を活かして、この国で導入可能な技術を紹介し、商品化を試みてきました。時間はかかりましたが、現時点で、ルワンダのデザインを活かしたバッグなどを手作りで生産できるようにはなってきました。
しかし、国際市場に受ける商品を開発するには、より高度な技術を身に着ける必要があります。そこで、2012年には日本政府から支援を受けて、より繊細な糸を生産するための糸車や織り機が導入されました。
この度、これらの導入された織り機などを使って日本市場にも販売しうる商品開発を行うため、日本の織りの専門家を招へいし、ルワンダの貧しいバナナ農家の女性たちを対象として様々な織りのパターン技術を身に着けるための研修を企画実施することとなりました。彼女たちが技術を身に着けることによって、廃棄物が有効利用され、また、日本市場でも売れる高品質の商品化の実現により、彼女たちの収入を安定化させ、継続した事業を行うことが可能となります。
『ルワンダのバナナ生産農家の女性たちと日本市場がつながる!』なかなか想像しにくいことですが、それを可能にすべく研修を実施したいと思っています。
ただそのためには、日本の織りの専門家を招へいするなどの費用の確保が必要です。そこでこの度、下記のクラウドファンディングのサイトで研修実施のためのファンド・レイジング(資金募集)を行っています。ぜひご覧いただきご協力をお願いいたします。
http://startsomegood.com/bananafiberweavingtraining
また、本ルワンダ・バナナ・ファイバー・プロジェクトを説明するビデオも作製し、YouTubeにアップさせていただきました。(英語版は、上記のファンディングのサイトでもご覧になれます)
https://www.youtube.com/watch?v=GJJ_j4NJ_dg (English)
https://www.youtube.com/watch?v=6b0x7IjchnU(日本語)
また、これまでのプロジェクトの背景や過去の研修、バナナ繊維製品の開発状況、これから行う研修の様子をアップデイトするBanana Fiber Project のサイトも立ち上げていますのでご参照ください。
https://www.facebook.com/rwandabananafiberproject
研修の実現にご協力ください!ご協力いただいた方には、お礼としてルワンダで開発販売している高品質オリジナル工芸品をお送りさせていただくとともに、メールや本プロジェクトのページにて研修実施の模様を報告させていただきます。