ボツワナ共和国大使 ンカテ閣下@130408 BLUE EARTH 3.0
H.E.Mr.Jacob Nkate, Ambassador, Botswana
H.E.Mr.Oscar Motswagae, Ambassador of Botswana
Late H.E.Mr..Kgalalelo Kenosi, Ambassador Botswana,
ダイヤモンドが 1966年に発見されて以来 この国は ブームに沸いて
もともとのフレンドリーな 国民性や 独立以来 一度も内戦のなかった
こともあり、順調に進展している。 7年前に デビアス社が ダイヤモンド
トレーディング センターを ロンドンから ボツワナに 移して以来
世界中の研磨工場が 工場を新規にボツワナに設立している。
人口わずか 200万人 国土は 日本の1.5倍でフランスと同じ大きさ。
前任者の モツワナハエ大使と 仲良くして頂いていたが
次の ケノシ大使は 対談などで 仲良くなったところで
残念ながら 日本で去年の1月に逝去されてしまった。
ンカテ大使は 本国で 長いこと 貿易産業大臣や 教育大臣を
務めた後 半官半民のボツワナ投資機関の委員長をされていた
ところ 今回 抜擢されて 今年の1月に 日本大使として
赴任された。
ボツワナの様々な局面について お話が弾んで、色々な
プロジェクトが これから たくさん 産まれることに なりそう。
ダイヤモンドは 永遠に ボツワナも 永遠に !
近近 再度 お会いすることになった。次回の山元学校 5月13日の
講師を御願した。
基礎データ
平成27年4月1日
一般事情
1.面積
56.7万平方キロメートル(日本の約1.5倍)
2.人口
203万人(2013年:世銀)人口増加率0.9%(2013年:世銀)
3.首都
ハボロネ(Gaborone)
4.民族
ツワナ族(79%)、カランガ族(11%)、バサルク族(3%)等
5.言語
英語、ツワナ語(国語)
6.宗教
キリスト教、伝統宗教
7.国祭日
9月30日(独立記念日)
作業中に このLet’s it be を聴いていた。
8.略史
年月 | 略史 |
---|---|
1885年 | イギリス保護領となる |
1891年 | 駐南アフリカ英高等弁務官の管轄となる |
1966年 | 独立(初代大統領カーマ大統領) |
1980年 | マシーレ大統領就任 |
1998年 | マシーレ大統領引退(3月31日) モハエ大統領就任(4月1日) |
1999年 | モハエ大統領再任(10月20日) |
2004年 | モハエ大統領再任(11月2日) |
2008年 | モハエ大統領引退(3月31日) カーマ大統領就任(4月1日) |
2009年 | カーマ大統領再選(10月20日) |
2013年 | カーマ大統領再任(4月1日)(2期目) |
2014年 | カーマ大統領再選(10月28日) |
政治体制・内政
1.政体
共和制
2.元首
セレツェ・カーマ・イアン・カーマ大統領(Seretse Khama Ian KHAMA)
2014年10月28日再選
3.議会
一院制国民議会
4.政府
- 副大統領:
- モクウィツィ・マシシ(Mokgweetsi MASISI)
- 外務国際協力大臣:
- ペロノミ・ベンソン=モイトイ(Pelonomi VENSON-MOITOI)
5.内政
- (1)1966年の独立以来、複数政党制の下、ボツワナ民主党(BDP)が政権を維持してきている。
- (2)2008年3月31日、モハエ大統領が引退し、同4月1日、憲法の規定によりカーマ副大統領が第4代大統領に就任した。(注:カーマ第4代大統領は,カーマ初代大統領の子息)
- (3)2009年10月16日、国民議会選挙が実施され、改選57議席中、与党BDPが45議席を獲得し、国民議会においてカーマ大統領が再選された。
- (4)2010年5月、与党BDP内の大統領の党運営方針に反発する一部勢力が、BDPを離党して新党を結成したが、その後も与党BDPが議席全体の約75%を占めている。
- (5)2014年10月24日、国民議会選挙が実施され、改選57議席中、与党BDPが37議席を獲得し、国民議会においてカーマ大統領が再選された。
外交・国防
1.外交基本方針
穏健な親欧米外交。南アフリカ(以下、南ア)のアパルトヘイト政策に対する批判的立場から、反南ア政治姿勢をとっていたが、南アの民主化に伴い、緊張関係は解消された。南部アフリカ諸国の経済的統合を目的とする南部アフリカ開発共同体(SADC)事務局の所在地として域内協力に一定の役割を果たす。2014年8月にSADC副議長国に選出された。(任期は2015年8月まで)
- (1)2013年国防予算
- 約438百万ドル
- (2)兵役
- 志願制
- (3)兵力
- 総兵力10,500人(陸軍8,500人、空軍500人、パラミリタリー1,500人)
経済
1.主要産業
- (農業) こうりゃん、メイズ
- (畜産) 牛、羊
- (鉱業) ダイヤモンド、銅、ニッケル、石炭
- (工業) 繊維製品、食品加工
2.GNI
156億米ドル(2013年:世銀)
3.一人当たりGNI
7,730米ドル(2013年:世銀)
4.経済成長率
5.9%(2013年:世銀)
5.物価上昇率
7.5%(2013年:世銀)
6.失業率
17.7%(2013年:世銀)
7.総貿易額
- (1)輸出
- 76.03億ドル(2013年:EIU)
- (2)輸入
- 73.62億ドル(2013年:EIU)
8.主要貿易品目(2013年:EIU)
- (1)輸出
- ダイヤモンド、銅・ニッケル、繊維製品、牛肉
- (2)輸入
- 機械・電気製品、燃料、飲食料品、車両
9.主要貿易相手国(2011年:ボツワナ中央統計局)
- (1)輸出(%)
- 英国 63.2、 南アフリカ 13.6、 ノルウェー 4.9、 イスラエル 4.9
- (2)輸入(%)
- 南アフリカ 66.4、 中国 10.6、 英国 10.1、 米国 1.8
10.通貨
プラ(Pula)
11.為替レート
1米ドル=10.02プラ(2015年3月)
12.経済概況
独立当初のボツワナ経済は、牧畜を基幹産業とし、牛肉の輸出に全面的に依存していたが、1967年にダイヤモンドが発見されて以降、急速な経済発展を遂げた。ボツワナの経済は、産出高世界第1位を誇るダイヤモンド産業がGDPの約2割、政府歳入の約3割を占め、30年間の経済成長率が平均約9%と世界的にも有数の高い経済成長を遂げた。一方で、政府は、ダイヤモンド依存型経済からの脱却を目指し、長期的経済開発に向けた「ビジョン2016」に基づき、産業の多角化を進めている他、雇用創出、格差是正、地域インフラ整備等を内容とする「第10次国家開発を実施中。
2012年2月、アフリカでは初となる地上デジタル放送日本方式(ISBD-T方式)の採用を決定し、同年7月、ハボロネにて地デジ運用開始式典が開催された。
経済協力
1.日本の援助実績(2013年度までの累計)(単位:億円)
- (1)有償資金協力 219.81(2013年度までの累計、2013年度なし)
- (2)無償資金協力 42.48(2013年度までの累計、2013年度0.75億円)
- (3)技術協力実績 66.35(2013年度までの累計、2013年度4.60億円)
2.主要援助国(2011年、単位:百万米ドル)
- (1)米国(50.17)
- (2)スウェーデン(7.16)
- (3)日本(6.71)
- (4)オーストラリア(1.51)
- (5)英国(0.96)
二国間関係
1.政治関係
- 1966年9月
- 独立と同時に承認(1997年6月1日より在南ア大が管轄)
- 1997年8月
- 駐日ボツワナ大使館(臨代)開設
- 1999年4月
- 駐日特命全権大使着任
- 2008年1月
- 駐ボツワナ日本国大使館開設
- 2008年6月
- 駐ボツワナ特命全権大使着任