It is the very important to know what is the heart of Tea Ceremony . and why we had better to learn Tea Ceremony today. Ms.Hitomi Kubo, is the one of most elegant and respectful tea ceremony teacher.and we have learnt a lot from her, as Japanese. we are prevailing the tea ceremony furthermore, among childeren , young people and also senior Japanese as it is good to learn in today’s World. we are most welcome to invite foreigners people to her school, as where are everythings well prepared. Please contact me if you wish to learn at her tea school by e-mail, gakucho@yamamotogakko.jp
2016年2月20日(土) メキキの会会長 出口光さんに 誘われて 濵松さんとご一緒に護国寺のそばにある久保先生のお茶室で お点前を堪能させて頂いた。
所作がとても美しい。凛とした姿勢で、興味深いお茶の歴史や秘話を語って頂き、茶道の素晴らしさを改めて認識させて頂いた。新鮮で、爽やかだ。お茶のこころは「おもてなしのこころ」。日本文化を象徴する大切な文化。私はうまくお茶の心を伝えられなかった。
久保先生には 何度か 山元学校で 各国大使に その場で お茶をたてて頂いていた。和服を美しく着こなし、見事な所作で 大使たちを魅了される。最高のおもてなしと喜ばれ凛とした空気が流れる。
山元学校に 華を添えてくれ格調を高めてくれている。ところで、現在に生きる私たち日本人として、日常生活に、うまく取り入れられないものか ? 世界に、お茶の心を発信出来ないものか? 長年考えていたところで タイミングよく 出口会長さんにお誘いを受けたので有り難かった。
実は 心を落ち着けさせたり、心折れそうな時に 私は良く宮城道夫さんの「春の海」のカセットを持ち歩き、若かった性もあるが悲壮感を漂わせ 海外出張を 繰り返していた。ノルウェー時代もインド時代 日立造船時代 海外での国際市場での受注合戦は「し烈な闘い」で途方に暮れ、精神的に参ることが多かった。
負けると会社が倒産してしまう危機をはらんでいたからだ。何度も、心が折れそうになった。もう駄目かと何度も諦めかけた。連続テレビ小説「あさが来た」ではないが「9転び10起き」。頭がおかしくなりそうな時に 宮城道夫さんの「春の海」琴の調べをカセットで聴き、正気に戻った。
ところで フィリピンで 日本語を教えているメキキのメンバーは、貧しい子供たちに 日本語を教えることで 貧しく勉強できる環境に これまで 無かった子供たちが 日本語を少しづつ 話せたり書けるようになって、学校で いじめられるのではなく 尊敬されるようになり、どんどん元気になって 明るくなったそうだ。
出口会長は、日本の子供たちや 一般の子供たちもシングルマザーの子供たち 不登校の子供たちも茶道を学べば マナーも良くなり 自分たち 日本人としての自覚や誇りを持つようになるのではと言われた。
確かに そうだろうなあと思う。実は お点前を体験させていただく前に ネットで 大勢の子供たち、小中学生たちがきちんと座ってお点前を楽しんでいるのを見つけた。 これだ!!と 私も納得した。
シングルマザーの子供たちに無料で教えるステップアップ塾で なんとか 工夫して 取り込めないか??とお点前を堪能したあとの 食事会で仕組みを工夫しようと、盛り上がった。日本中の子供たち大人たちも、これから 日常生活の中に 茶道を取り入れれば、もっと素晴らしい日本になるだろう。 皆さん ご一緒にやりましょう!!
★すこし 久保先生の 言葉を引用してみよう。
お茶と自転車を組み合わせた「野点散走」を実現させたい、とOVEから相談を受けたとき、久保さんは「来たぞ。これは楽しんじゃおう!」と思ったそうです。自転車という、普段は接点のない世界とのコラボレーション。「どうしよう」と悩むところですが、その試行錯誤をも、久保さんは楽しもうというのです。
なぜなら、「お茶はすべてを受け入れられるものだから」。この言葉は、これまでお茶に接する機会のなかった人や、「敬して遠ざける」意識を持っていた人にも、お茶を理解する大きなヒントになりそうです。
「お茶は総合文化といわれる通り、花鳥風月や陰陽五行といった自然に属することから、季節の行事など人の営みまで、場合によっては(OVEお茶会×フレンチスタイルのように)フランス文化まで採り入れることができます。私自身、その『いかようにもできる』というところにお茶の最大の魅力を感じます」。
もちろんお茶には覚えるべき基本や、守るべき礼儀作法が厳然として存在します。そして部外者はこの”堅苦しそうな”部分にだけ目を留めがちです。ところが伝統的なお茶会であっても、招いたお客さまをいかにもてなし、
くつろいでもらうかを念頭に置き、たとえば相手の人柄や体調に合わせて対応や「しつらえ」を変えていくといった自由さも息づいているといいます。
「自分自身もいかようにも変化できる力量をつける、いわば人間力をつけるということでしょうか。そこにお茶の魅力があると、私は考えています」。私の次女と同い年の久保先生 感謝です。
では、臨機応変に場に対応しながら、理に適った美しい振る舞いを相手に見せることがお茶の神髄と考えてよいのでしょうか。
- 「突き詰めると『美』に至るという部分は確かにありますが、私が考えるお茶の根幹は、『一人ではできない』ということなんです。目の前にいるお客さまをもてなすときに『一緒にいる』、または『共有する』という感覚でしょうか。そのためのもてなしであり、お料理であり、お茶であり茶道具である、ということなのかなと」。
- これはレストランの「サービスする人と、それを受ける客」の関係とは異なり、「一緒に創り上げていく関係」と久保さんは言います。
「だからこそ招かれる側にも『客ぶり』といって、それを受け入れる力が必要になってくるんですね」。
- なるほど、だんだんイメージが描けてきました。お茶を媒介に行われることは、もてなす側(亭主)ともてなされる側(客)の間で行われる「善きこと」のやりとり、いってみれば音楽のセッションのようなものでしょうか。
- 「はい、その通りです(笑)。そのようにして良い人間関係を築いて発展させていくということです。そのためのツールが、私の場合はたまたまお茶だったということですね」。
では、その”セッション”の最中に、相手が想像とは違うことをしてきたら……?
「乗ってさしあげます! 私はそれに乗ります(笑)。だから『失敗』はなし。というより、失敗も良いきっかけととらえましょうということなんです。そういう一瞬一瞬を経て、『また会える』という関係性をその場で創っていきたいと思っています」。
これで「野点散走」の話にもつながりました。お茶がもともと秘めているオープンさと積極性を体現したような久保さんだからこそ、お茶と自転車のような思わぬ出会いに対しても「やるぞ!」という姿勢で臨むことができるのです。
考えてみれば、お茶の先生に対して「お茶の神髄は? 根幹は?」などと、なかなか尋ねられるものではないでしょう。それを受け入れてくれたのも、久保さん自身のオープンさ、懐の広さと深さによるものだと思います。
久保さんが15歳のときに入門した最初の先生は明治生まれの、弟子を自由に振る舞わせながら何かをしっかり伝えてくれるタイプの女性だったそうです。この出会いをきっかけに久保さんは、お茶という「知らない世界」に惹かれるままやってきて、現在は自らお弟子さんを指導する立場になりました。
- くぼ・ひとみ
1971年、兵庫県生まれ。短期大学卒業。15歳で茶道に出会い、裏千家学園茶道専門学校で修業する。 - 現在は東京・護国寺で稽古場「一二三会」を主宰し、日常の暮らしに茶道の豊かさを取り入れ、日々を
- 大切に暮らす茶道を伝える。未経験者を対象にした体験茶会の主催や、観世流の武田友志氏とともに
- 「能茶会」を開催するなど他分野とのコラボレーションも積極的に展開。茶道裏千家助教授
- 着物着付講師、未生流派真正流。
今、久保さんは主宰する稽古場「一二三会」での指導のほかに、能の武田友志さん(観世流)とともに日本文化を知る入り口としての「能茶会」を開催するなど、各種の催しも積極的に行っています。また今後OVEでは「野点散走」のほかに、より気軽にお茶を体験できる「テーブル茶会」の開催も視野に入れていきたいということ。
ぜひ久保さんのお点前を体験して、その奥にあるお茶の世界の深遠を覗いてみてください。
★ 次に メキキの会での 出口会長のご紹介記事
お茶のおもてなしを世界へ 久保比登美
くぼ・ひとみ / 東京都在住 裏千家茶道助教授 一二三会代表
- お茶の世界に「直心(じきしん)の交わり」という言葉があります。
-
久保さんはお茶の先生になる前、神戸に住んでいました。1995年の阪神淡路大震災で被災して、自宅も、通っていた稽古場も、みな倒壊してしまいました。日常生活も、精神的にも、苦しい日々が続く中、一年後に先輩がお茶会を開いてくれたのです。久保さんは『震災に遭ってもお茶を続けるんだ…』と先輩の不屈の精神に感動しました。
そして三年後に、念願の稽古場が再開しました。80歳の先生が、自分の居室を使って稽古場にしてくれたのです。本格的な茶室や道具ではありませんでしたが、精一杯の準備をして迎えてくれました。
どんなに恵まれない環境でも、そのときできるかぎりのことをして、全身全霊でお点前をする。おもてなしを受ける側も、それを全身全霊で受け取るときに、人智を超えた一体感が生まれる。そこに久保さんは「直心の交わり」を感じました。
- そして今、久保さんはお茶の先生になって「直心の交わり」を伝えています。
- 久保さんの志は、お茶を通して日本伝統のおもてなしを普及することで、日本文化
- と精神を世界に伝えることです。
【サムライタイムズ社の電子書籍】
アマゾンのKindleで読む電子書籍です。
お手持ちのスマートフォンやタブレットで気軽に簡単に読めます。
久保比登美・著『ともに創る日本のおもてなし ~あなたもお茶を点ててみませんか?』 http://www.amazon.co.jp/dp/B00EAZO21E
- 【内容】
- 日本の文化と精神を再び日常に取り戻す「ネオ・ジャポニズム」を!
- <目次>
- 第1話 お茶との出逢い
- 第2話 茶道がわが道と知る
- 第3話 どこでも茶室
- 第4話 「ネオ・ジャポニズム」
- 第5話 もてなす力、もてなされる力
- 第6話 お祭りでお茶を点てる
- 第7話 おもてなしで用の美を顕す
- 第8話 直心の交わり
- 第9話 オフィスでお茶を点てる おもてなし講座
- 第10話 おもてなしは茶道の中に生き続けている
- 最終話 茶事 究極の和のおもてなし