日本の歴史。雑多なアラカルト。 190727

色々な日本の歴史をザッピング。様々な視点から現代をひも解き、これからの日本の在り方を建設的に考えよう。日本の再興は 私たち現代に生きる日本人がやるべき仕事だ。しっかり考え対応しよう。「再興への道」は必ず見つかる。

いま人間と科学の研究所に籍を置く。飛田健さんの150冊のご本がある。示唆に富む本が多い。特に各分野での未来予測アプローチは見事なもの。

私は長年、異なった手法で、「未来予測」をしながら、これからの傾向や「人々の心の動き」を察知して、それぞれの世界で「神話を創れるか」の実験を繰り返してきた。実験は義務ではないので、疲れない。

私が一人で何が出来るのだろうとしていた1976年ごろ、ノルウェーのオフィスで おおきなマホガニーの机で窓の外を眺め、海鳥が空に舞う姿を見ながら、たばこの煙が、静かに立ち上るのを愛で、あれこれ想いを巡らした。ゆったり時がながれた。業界紙や新聞を検証しながら、もっとも効果的な手はないか?「望ましい未来」を現実化するには、どうしたら良いのか?じっくり模索した。

独楽のように、もの凄い回転で動き回る日本の生活と真逆の世界。ノルウェー人のように、大きな山に突き刺さった巨大な木独楽のように 動かずじっくり何時間も考えて続けた。当時は姨捨山のように言われていたオスロ事務所。大不況の最中だった。

有明工場の悲劇を描いた朝日ジャーナルの記事をそんな時に借りて読んだら 仲間が危機に瀕していた。「欠損家庭」と題名がついていた。仲の良かった現場の人たちが、出稼ぎで家にはいない。一人あるいは二人とも家にいない家庭のことだ。

オフィスで一人で3時間半も涙が止まらなかった。で「なんでも人に頼る」「本社に頼る」という「幼心」を捨てた。元々プロジェクトファイナンスや その他の面倒な問い合わは無視されていた。自分でなんでも出来ることは、やってやる!と闘志を燃やした。マーケティングは足で稼いだ。プロジェクト・ファイナンスは自分で開拓した。

巨大企業の陥る陥穽を類推して手を打つ。天才の限界を考え、天才たちを超えるには 何をすれば良いのか?考えた。大逆転の道は見つかるはず。未来予測や新規技術は その為に必要だ。あれこれ模索。新たなきっかけを頼りに、実験を繰り返した。少しづつ注文が取れるようになり、しばらくしてマーケットに出ている商談の大半を制するようになった。これで外貨を日本にもたらすことが出来る。懐かしい母国「日本繁栄」の一助になれる。意気軒高になった。

さて、1968年に、造船業界に入ったのも、船が総合産業で成り立ち、日本の社会が潤うと考えたからだ。当時は「造船立国」という考え方があった。 日本の社会に必要な外貨を稼ぎ 日本を豊かにすること。これが当時のミッションだった。情熱と闘志に燃えていた青春時代。

さあこれからの日本。どうすれば 良いのか?凋落の傾向の強い日本の産業。V字回復が必要だ。失われた30年。道は見つかるのか?? 環境関連技術なら席巻出来るかも知れない。もう一つは医療健康関連の技術だ。これで弾みをつけたい。2つの世界で頑張りたい。

もちろんAIやIT世界で席巻したいが 飛岡さんと話していたら、特許出願件数を見ても 立ち向かうのは、これから至難の業という。

だけど道は見つかるはず。と思う。

伸び率断トツは中国 日本はブームに乗れず?

2005〜2009、2010〜2014日本2071米国15317欧州中国8410韓国インド米国は約1.26倍中国は約2.9倍対して日本は3%減

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5年単位で見たAI特許出願数の伸び

6カ国・地域の特許庁に出願されたAI関連の特許数。2005~09年の5年間と10~14年の5年間を比べた。アスタミューゼ調べ

 「AI特許出願の大幅な増加には中国の影がある」――。世界的な出願数の伸びの原因を経済産業省傘下の研究機関、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の新領域・融合ユニットユニット長の平井成興氏はこう指摘する。実際、各国の特許庁ベースで出願数の伸びを見ると、中国の特許庁に出願されたAI関連の特許の数は2010年から2014年の累計で8410件。2005年から2009年の累計2934件から約2.9倍に拡大した。今年1月17日、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に出席した中国の習近平国家主席は「AIなどのイノベーションで経済成長をけん引する」と主張。国を挙げてAIの研究開発に力を入れる。一方、米国は同時期に1万2147件から1万5317件へと増加。量では依然として大きく中国を上回った。日本の特許庁への出願は同時期2134件から2071件へと減少し、勢いがない。

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さて 話を戻そう。「日本の近代化」はここから出発した。反芻してみたい。裏情報の映像が幾つも見つかって、それなりに理解は深めたが 前向きな示唆に富む話を眺めよう。

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大山捨松さんの生涯から学ぶこと

薩摩藩隠密留学生から学ぶこと

岩倉使節団から学ぶこと

岩倉使節団と支族の反乱。学ぶこと。