“Oilification” of waste plastic 廃プラスチック油化 

廃プラスチックを油に再生 取り組みに注目 背景に中国の資源ごみ輸入禁止も

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工場に集まった製品プラスチックごみを手に取る野田修嗣社長。破砕して油にする
工場に集まった製品プラスチックごみを手に取る野田修嗣社長。破砕して油にする
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破砕されたプラスチック(左)と油化に使う触媒(中央)、できた油(右)
破砕されたプラスチック(左)と油化に使う触媒(中央)、

 家庭から出る廃プラスチックのうち、容器包装リサイクル法(容リ法)の分別収集対象から外れたものを油に加工する事業に、福岡県大木町と周辺2市が本年度から取り組んでいる。廃プラは海洋汚染の原因として問題視されるほか、中国が昨年末でプラスチックなどの資源ごみを輸入禁止としたため、行き場を失うものも出てきた。国内での適正処理が模索される中、利活用策として注目される。

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222. 備考

Plastic to oil recycling machine  Toshi 2017/01/20

2016.02.11 on the aired 〈TBS〉TV program N-SUTA, N-TOKU Garbage major change into the OIL !! Special report of Amazing machine !

以前 色々教えてもらったことのある株式会社ブレストの伊東昭典社長。残念ながら2017年5月に破産してしまった。

技術力は素晴らしく プラスチックゴミで油化する装置一本で 活躍されていたので 必ずまた復活すると

信じている。

官報によると、神奈川県平塚市に本拠を置くプラスチック油化装置製造の「株式会社ブレスト」は、4月21日付で横浜地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

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工場にハンガーやバケツなど、プラ製のごみが大量に積まれていた。廃プラを油にするため、油化業者など3社の共同出資で設立された「YKKクリーン」(同町)の作業場。町と福岡県みやま市、柳川市から事業を受託している。

家庭から出る廃プラには、(1)同法の対象である容器や包装で、「プラ」マークがあるもの(2)同法の対象ではなく「製品プラスチックごみ」と呼ばれるもの-の2種類がある。工場では、(2)を油にする。機械で3~4センチ角に破砕後、風呂釜に似た装置に入れ、中で約400度に熱した砂状の触媒と接触させてガスにする。このガスを冷やすと油になる仕組み。成分は重油だ。

町によると、4~9月に3市町で集まった廃プラは約270トン。このうち(2)は約10トンだった。当面は1カ月でドラム缶10本に当たる2千リットルの製造を目指す。できた油は地域内のビニールハウスや温浴施設のボイラー燃料などとして市価の8割程度で提供する。

(2)は同法の対象ではないため再資源化のルールがなく、焼却されることが多い。油にする試みは国内でも珍しいという。同社の野田修嗣社長は「特殊な触媒の力で高品質の油ができ、法の穴も埋められる試み」と説明する。

*   *

同町は2010年度、指定ごみ袋を使った廃プラの分別収集を全町で始めた。集まったごみは同法に基づく国の指定法人を通して業者にリサイクルしてもらっていたが、異物混入や汚れた分は町に戻され、やむなく焼却していたという。

廃プラは燃やすと温室効果ガスの排出量が多いとされる。町は分別の徹底を周知し、同法対象品目を確実にリサイクルする一方、2市と協力して製品プラごみも再資源化することにした。業者を探すうち、行き着いたのが野田社長が代表を務める「環境エネルギー」(広島県)の技術。後にYKKクリーンの出資者となる油化の専門企業だ。

町環境課の北島秀啓係長は「家庭で使っていた廃プラが油になって地域で使われれば、リサイクルの効果が目に見える形で分かる。ごみ分別の意識も高まるのではないか」と期待する。

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333.備考

Waste tyre and plastic to oil recycling plant   QIYUENERGY WASTE TO OIL

2016/10/19 

 

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一般社団法人「プラスチック循環利用協会」(東京)によると、国内の廃プラの総排出量は899万トン(16年)。リサイクル方法は、プラスチックの原料に戻す▽ガスや油に再資源化▽焼却して熱エネルギーを発生させ、発電などに利用-があり、こうした方法で759万トンが再利用された。

ただ、内訳は5割以上が焼却による熱エネルギーの活用で、プラスチック原料に戻したのは206万トンだけ。再利用されなかった140万トンは焼却や埋め立てで処分された。

廃プラは今、直径5ミリ以下の「マイクロプラスチック」による海洋汚染でも問題視される。有害物質が付着し、誤飲した魚介類を通して人の健康に悪影響が出ることが懸念されている。

中国による資源ごみの輸入禁止も処理に影響を与えている。同法では、市町村は集めた廃プラを国の指定法人を通してリサイクル業者に引き渡すが、中にはこのルートでなく、業者に独自に処理を委託することがある。廃プラを受け取って輸出していた業者が、中国の措置で対応に困る事態が起きているという。国内で適正に再資源化する必要性は増している。

北島係長は「リサイクルは住民が分別で汗をかき、行政も周知で汗をかかないと進まない。温室効果ガスのことを考えれば、焼却は少ない方がいい」と語る。

焼却しないリサイクルは、同法対象かどうかにかかわらず、廃プラに異物の混入や汚れがないことが不可欠。まずは家庭での分別の徹底が再資源化の一歩になる。

=2018/10/17付 西日本新聞朝刊=

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Utilization of Waste Plastic to Oil Recycling

Recycling waste plastics can not only reduce waste emissions, but also save resource of energy. Plastic is from oil, so recycling waste plastic can reduce oil consumption.Because waste plastic, such as polyethylene, polypropylene, polystyrene, etc., is extracted from oil through a series of processes. For example, polyethylene plastic is synthesized with ethylene, while ethylene is generated from the pyrolysis of various petroleum hydrocarbon raw materials, such as petroleum, light diesel oil, etc. In turn, we can obtain gasoline, diesel, liquefied gas and other useful components to dispose waste plastics by heating and catalytic.

Waste Plastic to Oil Recycling

The basic principle of thermal decomposition technology is to conduct thorough macromolecular chain decomposition in the original polymer resin of waste scrap plastic products and make it return to the state of low molar mass and thereby, to obtain the products with higher values. Different types of plastics have different thermal decomposition mechanism and final products. The thermal decomposition of PP, PE is mainly in the form of no-rules broken chain. There is almost no corresponding monomer in the thermal decomposition final products. Thermal decomposition is accompanied by depolymerization and random chain-breaking reaction, and the thermal decomposition final products have a part of styrene monomer.

Almost all types of plastics can be converted into fuel oil , gas by pyrolysis. But different types of plastics and different pyrolysis technologies make the oil yields different. By using catalytic pyrolysis technology, the oil yield can reach about 50% and there is a little gas; while by using thermal cracking technology, there are more gas generating and the oil yield only reaches less than 50%.

The most typical technology of waste plastic oilification is waste polyethylene oilification, which includes pyrolysis, catalytic pyrolysis (one step), pyrolysis-catalyzed upgrading (two steps).

1. The composition of final products generated by pyrolysis method is dispersed and has lower value. The oil from pyrolysis has higher wax content, higher pour point, lower cetane number and lower gasoline octane number.

2. Catalytic pyrolysis (one stpe) is conducted by pyrolysis and catalysis at the same time. The advantages are low pyrolysis temperature, short time required, high liquid yield, low investment, while the disadvantages are the large amount of catalyst used and it is difficult to separate carbon black and impurities.

3. Pyrolysis-catalyzed upgrading (two steps) refers to the pyrolysis of waste plastics and then conduct catalytic modification in pyrolysis end-products. Finally we get oil products. It has the widest applications and prospects for development, which has attracted attention both at home and abroad.

 

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そこでプラスチックゴミを油に戻す装置を販売しているのが「株式会社ブレスト」

プラスチックを油に戻す方法は、プラスチックが開発された時から周知のことでした。
原理は極めて簡単で、加熱することによって[固体]⇒[液体]⇒[気体]へと変化させ、最終的には気体を冷却して油に戻します。

現在、神奈川県の某小学校では、給食時にでるプラスチックを回収して油に戻す『スクール油田』に取り組んでいます。 今までゴミとして捨てていた給食プラをもう一度使える燃料にする・・・ これが『スクール油田』です。 スクール油田で作られた油は発電機などで使用し、映画上映やわたあめ機の電力などとして利用されています。

プラスチックゴミで海が汚れたり動物が怪我してるから紙製品に変えようっていうのは分かるけどそもそもゴミを海に捨てちゃダメって事じゃないの?

自治会学校の現地分科会は、大型バスでごみゼロ宣言を全国2番目におこなった福岡市大木町町で、容リ法外硬プラスチックの触媒使った油化システム(高品質の軽油を生成)を視察。できる限りゴミにしない取り組みの極み。使用済み紙おむつの回収ボックスと紙おむつリサイクル事業も凄いの一言! pic.twitter.com/7YLimCOymW

ドミニカ共和国の海岸に押し寄せたゴミを地元政府と環境グループで清掃。 回収したプラスチックは少なくとも 30トンだそう。 twitter.com/cnn/status/102…

さっきテレビでウミガメの鼻の穴からプラスチックゴミ引き抜いているシーンみた? も~痛そうでかわいそうで辛すぎました ゴミの不法投棄は止めよう #不法投棄 #海洋汚染 #プラスチックゴミ

プラスチックゴミを企業が減らす努力をすることに異議はないが、既に海に流れてしまっているゴミについて、生産した側の企業はどんな対策を取ろうとしているのだろう。

ドミニカ共和国のビーチ。プラスチックゴミで汚染されている。 twitter.com/green4EMA/stat…

プラスチックゴミやっぱ多過ぎるよね。環境問題は仕事柄気になる。。

地球に帰らないプラスチックゴミ削減のために最悪自然にかえる紙製ストローにしていくという動きは、まぁ分からないでもないけど、つーか、それ以前に捨てんじゃねーよ。紙ゴミだろうが何だろうが、自分が出したゴミも持って帰れねぇとか赤子か。ええ年こいて、きっしょい奴らやな。

進学を機に住まう建物から、入居時に1枚のプリント貰った ゴミの出し方(ゴミ出しのルール。) plasticというEnglishは プラスチック製の・ビニール(製)の という日本語に 翻訳される。今迄 プラ(プラスチック)という物質が在る 思ってた。 何故 ビニール袋ポリ袋聞くのに プラ袋聞かないの と思ってた pic.twitter.com/MUg20MzvSq