★遺伝子組み換え食品が 日本を席巻している。一方、世界では排除する傾向が強い。
① EUやハンガリー ロシアもインドもそうだ。日本では この4月で 種子法が廃止
されて、遺伝子組み換え食品が 不用意に輸入される。なぜロシア・プーチンは
遺伝子組み換えに猛反対して、怒りを爆発させているのか?
② ハンガリーもなぜ輸入禁止にしたのか? もう一度 世界の常識がなぜ
③ 日本では 逆方向に走っているのか? 幾つかの基本的な問題を見てみよう。
④ そもそも遺伝子組み換えとは どういうことなのか?は 一番下に記載した情報を確認しよう。私たち 日本人の体は どうなっていく??
⑤ ミツバチが どんどん大量死している。ミツバチだけなのか??
⑥ 自分たちの未来の子供たちは どうなって行く??真剣に考えねばと思うが 中々メディアで 取り上げられる頻度が少なすぎる。また聴く我々も いつの間にか無神経になってきている節がある。他人事のように聞き流しているのかも知れない。?
三橋貴明】 おはよう寺ちゃん活動中 三橋貴明 国民が知らないうちに種子法廃止が可決!安全保障法案も同じやり方で決まってしまう予感!?~2017年3月29日 Best Player 2017/03/29 に公開
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TOCANA > 海外 > 世界的「脱・遺伝子組換え」、
背景に陰謀一族の衰退?
メキシコ先住民がモンサント社に勝訴、
EUも遺伝子組換え作物排除へ!
3代目当主の死去でロックフェラー
家の人類支配に終焉の兆しか!?
2017.10.30
ロシアでは遺伝子組み換え食品の栽培禁止
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ネオニコチノイド系農薬がミツバチの神経に及ぼす影響
Neonicotinoid Adversely Affects Honeybees
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★それまでこの地で生産されたハチミツの90%はヨーロッパ
に輸出されていたのだが、2011年にEU(欧州連合)は
この地のハチミツの輸入販売を禁止した。その理由とは
遺伝子組み換えされた植物の花粉が確認されたためだ。
どうしてハチミツに遺伝子操作された植物の花粉が
混入していたのか。その原因は一目瞭然で、この地には
モンサント主導による25万ヘクタールものGM大豆の耕作地
があるのだ。
アメリカ、カナダ、メキシコによって締結され1994年に
発効したNAFTA(北米自由貿易協定)によって、モンサント
社製のGM種子がメキシコの農業にも、浸透し、最近まで国内
の大豆とトウモロコシ生産の30%がGMO農法で栽培されて
いたといわれている。
そしてモンサントはこの地でさらにGMO作物の耕作地を
拡大しようと計画していたのだが、養蜂業界の団体をはじめ
地元の団体やグリーンピースなどから反対の声が上がり
モンサントの計画は中断。そして2015年11月、メキシコ最高裁
はメキシコ政府がモンサント社に与えていた許可を取り消す
判決を下した。フェリペ・カルデロン大統領の時代に政府が
モンサントに与えた南東部のカンペチェとユカタンでの
遺伝子組み換え作物の栽培の許認可が、地元の人々の根強い
抗議活動によって覆されることになったのだ。
「Waking Times」の記事より
地元の人々の懸念は養蜂業への打撃だけでなく、むしろグリ
ホサート系の除草剤による健康被害と環境汚染であるという。
モンサントへの抗議活動を組織するCDM(Colectividad en
Defensa del Maiz)の原告側弁護士、レナ・サンチェス氏は
GMO農業が「メキシコの生物多様性、農業活動、文化を脅
かしている」と言及している。
■EUでモンサントの除草剤が完全使用禁止
「Independent.ie」の記事より
GMO農業の廃止は世界各地で相次ぎ、今やヨーロッパでは
決して少なくない国がGMO農業と縁を切っている。
またトウモロコシや大豆など、品種ごとに
GMO農業を禁止している国もあるようだ。
そして先日の10月24日、欧州議会はモンサントの
「ラウンドアップ」などのグリホサートを成分とした
除草剤の使用を2022年12月までに完全に禁止する決議
を可決した。家庭菜園での使用については今から直ちに
禁止するということだ。
グリホサート系除草剤はGMO農業を前提に作られた
除草剤であることからこの決議は事実上、EU内における
GMO農業の段階的廃止をもくろむものであることは
明らかであろう。
グリホサートの健康被害においてはまだ科学的な結論
が出ていないようであるが、発がん性の疑いがあるとして
その使用に反対する声は多く、国際的オンライン
コミュニティの「Avaaz」ではEU内でのモンサント社
除草剤の禁止を求める205万もの署名が寄せられている。
「Avaaz」より
実は昨年、ドイツ製薬大手のバイエルによるモンサントの
買収が発表され、来年初旬にも完全買収が完了するといわれ
ている。その一方で驚くべきことに先日、ドイツの化学品
メーカーであるBASFがこのバイエルの農業技術部門を買収
することを発表した。
今後のモンサントの事業がどうなるのか、事態は混乱の
様相を呈しているともいえるが、実はこの9月末に、欧州議会
に各会派が議員とモンサント側の人物との接触の禁止を求める
請願書を提出している。
この請願は、除草剤「ラウンドアップ」の安全性に関する
研究にモンサントが、影響力を行使したかどうかをめぐる
公聴会に、同社が出席を拒否したことを受けてのことだ。
これが今回の除草剤禁止の決議の伏線になったことは
間違いないだろう。
モンサントを買収したドイツ企業側の真意はよくわから
ない部分もあるが、この流れの中でモンサントの企業活動
とGMO農業は次第に縮小していく転機になっているの
かもしれない。
あのロックフェラー財閥の“稼ぎ頭”のひとつであった
モンサントだが、三代目当主の逝去に伴い一族と共に
衰退の道をたどる運命にあるのだろうか。
特に日本人にとっては日々知らず知らずのうちに口
にしているGMO食品だが、こうして脱GMOの流れが
強まりはじめていることは歓迎すべきだろう。引き続き食
の安全に対する高い意識が求められていることは間違いない。
(文=仲田しんじ)
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◆遺伝子組み換えって何?
◇DNAと遺伝子
生物の遺伝情報を伝えるDNAというらせん状のひもがある。
その中で特定の働きをすることがわかっている部分を遺伝子と
呼ぶ。特定の働きというのは、簡単に言うと特定のたんぱく質
を作り出すことだ。人間が利用できそうな性質を持った遺伝子
を発見し、それを別の生物のDNAの中に組み込むのが遺伝子
組み換えだ。
◇略称はGM、GMO
「遺伝子組み換え」は英語で“Genetic Modification”、
略称「GM」だ。
GMコーン、GM大豆などの場合の「GM」は
“Genetically Modified”(遺伝子組み換えされた)
という形容詞句。
「遺伝子組み換え作物」のことは英語では
“Genetically Modified Orgasnisms”といい、
略して「GMO」と呼ばれる。
便利なので略称を覚えておくといいね。
◇通常の交配との違いは?
優れた品種を作り出すために、植物や動物の品種を
交配させる(かけあわせる)ことを、人類は古くから
行ってきた。でも、従来の交配が同じ種(稲と稲など)、
または近縁の種(ロバと馬など)同士の掛け合わせ
なのに対し、遺伝子組み換えでは、ほうれん草の遺伝子
を豚に組み込んだり、サソリの遺伝子をキャベツに組み込む
こともできる。
遺伝子組み換えされた魚を、人工的に作り出された
怪物フランケンシュタインになぞらえて、
「フランケンフィッシュ」と呼ぶ人もいるよ。
◇遺伝子組み換えの種類
遺伝子組み換えは、植物でも、動物でも行われていて、
作物で一番多いのは、除草剤をかけても枯れないという
「除草剤耐性」。除草剤をかけると他の雑草はすべて枯れ、
その作物だけが生き残るので、除草の手間が省ける、
というのが謳い文句だ。
次が、害虫を殺す毒素を持っている「殺虫性」だ。食べる
と害虫が死んでしまうため、殺虫剤を減らせる、という
ことになっている。バチルス・チューリンゲンシスという
微生物の遺伝子を組み込んでいるため、その頭文字から
「Btコーン」などと呼ばれている。
最近はビタミンAを強化した米(通称ゴールデンライス)や、
花粉症緩和米などというものも、遺伝子組み換えによって
開発されている。
動物では食用に認可されたものはまだないが、通常の2倍
の速さで成長するシャケがもっとも早く認可されるだろう
と予測されている。光る糸をつくるカイコなども開発され
ているよ。
◇組み替えの方法は?
遺伝子組み換えのための手法にはいろいろあるが、
一番多いのが、「アグロバクテリウム法」だ。
アグロバクテリウムというのは土の中にいる細菌
の一種で、自分の遺伝子を植物の中に組み込む
能力を持っている。
「ベクター(運び屋)」として働くのは、アグロ
バクテリウムの「プラスミド」と呼ばれる部分
(遺伝子の一種)だ。
まずアグロバクテリウムの中からを「プラスミド」
を取り出す。それを目的の遺伝子につなげる。
(遺伝子を切ったり貼ったりするには酵素を使う)
それをアグロバクテリウムの中に戻す。
アグロバクテリウムを植物に感染させることで、
プラスミドに、運ばれて目的の遺伝子が植物の中
に送り込まれる。
でも、他の生物の遺伝子は、本来その生物にとっては
不要なたん白質を作り出す、不要な組織であるため、
なかなかうまく働かない。
それを無理やり働かせるために、「プロモーター」と
呼ぶ物質も一緒に組み込んで起動させる。
そのプロモーターが、目的の遺伝子以外の
遺伝子を起動させ、有害な物質を作り出す危険性
があると指摘されている。
組み込む遺伝子自体に
危険性がなくても、遺伝子組換え技術自体が不安定
なものなので、危険なものが偶発的に
生まれてしまう可能性があるんだ。
遺伝子組み換えは人類がまだ制御しきれない、未発達
で不完全な技術だといえるだろう。
◆日本には何が輸入されているの?
日本に輸入が許可されている作物は、
①とうもろこし、②大豆、③菜種、④綿実、
⑤じゃがいも、⑥てんさい、⑦アルファルファ、
⑧パパイヤの8種類
だけだよ。
そのうち、主に流通しているのは、
①とうもろこし、②大豆、③菜種、④綿実の
4種類だ。
◆日本での栽培はされているの?
日本では遺伝子組み換え作物の栽培が禁止されている
わけではないが、商業的な栽培は行われていない。
だから、国産の農産物はみな遺伝子組み換えではない、
と思って安心して食べていい。
ただ、大学や企業などによる実験的な栽培は各地で
行われているよ。
◆日本ではどのくらい流通しているの?
豆腐や豆乳のパックに「遺伝子組み換えでない」
という表示をよく見かけるだろう?
反対に「遺伝子組み換え」という表示はちっとも見かけ
ないんじゃないかな?
ちっとも見ないから「日本では遺伝子組み換え食品は
全然流通していない」と思って安心している人もいる。
でも、それは大きな勘違いだ。
日本で流通している大豆の94%は輸入だ。
日本の大豆の7割はアメリカから輸入されている。
アメリカで栽培される大豆の94%は遺伝子組み換えだ。
こうしたデータから計算していくと、日本で流通する
大豆の約8割は遺伝子組み換えだと推計される。
ところが「遺伝子組み換えでない」の表示しか見ないという
のはおかしい、
あの表示はウソなんだ!と思い込んでいる人もいる。でも、
デタラメの表示がまかり通っているというわけでもない。
ここにはちょっとしたトリックがあるんだ。
どんなトリックなのかは「日本のGM表示のしくみ」で説明しているよ。
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164046 | 遺伝子組換えトウモロコシは分類上、食品ではなく、なんと殺虫剤! | |
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