絹の文化。色々 映像を見て 感動させて頂いた。改めて
絹の良さに気が付いた。大切にしなければと思う。
★皇后陛下のご養蚕。 感動です。
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★シルクのスカーフは 優雅で触感が良いのは知っていたが、
体に良いとは知らなかった。映画の中で シルクのパジャマが
優雅でいいなあと垂涎の的になって、確か来ていた時期もあった。
で調べてみた。なるほどという記事が出て来た。そうなのか?
どこまで 本当なのか? いいことづくめなので ひとつづつ
検証する必要があるなあ。
着るだけで美肌になれる素材!シルクの持つ効果とは
人間の皮膚と同じタンパク質でできているため、第二の皮膚とも言われるほど人間の肌に合う素材なのです。
シルクの持つ効果
- シミが消える
- ニキビが治る
- 切り傷が治る
- 痛みがとれる
- 髪が黒くなる
- 消臭・抗菌効果
シルクは、吸湿性・保湿性・放湿性に優れている素晴らしい素材であるだけでなく、身体の不調の改善や美肌効果があるのです。
布であるシルクにこのような効果があるというのは、とても不思議なことのように感じますが、これらの効果はシルクに含まれるアミノ酸によるものです。
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シルクは人と同じたんぱく質でできている!保湿性に優れているシルク
シルク(絹)は、蛾の幼虫である蚕の繭から作られる繊維です。繭は太陽の紫外線を遮り湿度や気温を適度に保つ働きがあり、その効果はシルクとなっても健在です。
シルクは人の肌や筋肉などと同じ18種類のアミノ酸からできていて、保湿性に優れているため、衣類としてだけでなくスキンケアやヘアケア商品の成分にも使われています。
たんぱく質と言っても様々で、たんぱく質はアミノ酸が結合してできているもので、そのアミノ酸の組み合わせや結合の順番によってたんぱく質の機能も変わります。
しかし、シルクと人のたんぱく質は、極めて近い成分組成でできているため、肌なじみがよく手術の際の縫合糸として使われていたり人工血管や人工皮膚への応用も研究されています。
活性酸素を取り除けば不調が消える!活性酸素とシルク
活性酸素が身体にさまざまな害を及ぼすことは有名で、活性酸素を除去する抗酸化物質や抗酸化作用のあるものが健康や美容でも注目されています。
シルクには、この活性酸素の活動を阻害する効果があり、活性酸素が原因で起こる肌荒れや老化に効果を発揮するのです。
まず、「活性酸素とは何なのか」を簡単にご説明します。
活性酸素は本来、体内に侵入した細菌やウイルスを攻撃して体を守ってくれるものなのですが、増えすぎた活性酸素は、健康な細胞までも攻撃してしまいます。
鉄がサビて酸化鉄になるように、活性酸素は細胞をサビさせて壊してしまうのです。
活性酸素によって肌の細胞がサビれば肌が衰え、シミやシワができます。また、内臓の細胞がサビると内臓機能の低下や様々な病気の原因となります。
活性酸素が増える原因
- 呼吸
- ストレス
- 喫煙
- 紫外線
- 食品添加物
活性酸素は、普通に生活しているだけで作られてしまいます。体内に取り入れた酸素のうち約2%は活性酸素になるといわれていて、健康に必要な活性酸素はそれだけで十分に事足ります。
つまり、誰もが活性酸素が増えすぎてしまっているのです。
活性酸素ができる過程に注目!活性酸素の生成過程
シルクが活性酸素の活動を阻害するメカニズムは、活性酸素の生成過程に起因します。
地球上にある物質は、すべて分子は原子と電子の組み合わせによってできています。
もちろん、活性酸素も原子と電子の組み合わせでできているのですが、その組み合わせが不安定なため他の分子を攻撃してしまうのです。
例えば、酸素原子Oがペアになる電子と結びついて安定すると、酸素分子O2になります。
しかし、何らかの原因でペアになる電子がいなくなると分子は安定しないため、他の分子から電子を奪おうとして攻撃します。これが活性酸素です。
そして電子を奪われた分子は酸化し、さらに他の分子から電子を奪おうとして酸化の連鎖が起きてしまいます。
シルクに含まれるアミノ酸がカギ!シルクが活性酸素に効く理由
上記のように、活性酸素にはペアになる電子がいないのです。そこで、シルクに含まれるアミノ酸が活躍します。
シルクには多くのアミノ酸が存在し、その中には
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電子を集める性質のあるもの
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電子を受け取りやすい性質のもの
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電子を与えやすい性質のもの
があります。
このような性質を持ったアミノ酸が、活性酸素のペアのいない不安定な電子を取り除いたり、逆にペアとなる電子を与えたりすることで、活性酸素をおとなしくさせて他の分子を攻撃するのを阻害しサビの連鎖を止めます。
また、これらのアミノ酸は体内で作られたり食物からも摂取できるものもありますが、シルクに含まれるアミノ酸の量には到底およびません。
シルクで肌がきれいになる?シルクが肌にいい理由
活性酸素の働きをシルクが阻害することで肌がきれいになるといっても、
いまいちピンと来ないかもしれません。
そこで、実際にどのようにシルクが肌に作用するのかをシミを例にしてご説明します。
シミは“酸化した皮脂”と“壊れたたんぱく質”が合わさってできたものです。
どちらも活性酸素によってできるものなので、活性酸素の働きを止めることで更なるシミの発生を抑えることができ、すでにできているシミはターンオーバーによって排出され、次第に肌がきれいになります。
シミがいつまでも消えないのはターンオーバーの乱れもありますが、活性酸素によってシミが作り続けられることも原因にあります。
シミと同様にシワやニキビなどの肌荒れも、活性酸素によって細胞が破壊されたり変質されることが原因でもあるので、その活性酸素の働きを阻害することで自然と肌がきれいになっていくのです。
シルクは痛みにも効果あり?シルクで痛みが消える理由
「シルク(布)で痛みが消える」というと、とても不思議なことのように感じますが、「温泉には鎮痛効果がある」ということは聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
温泉は、古くから病気やけがの治療として利用されてきました。今でも“温泉療法”という治療法があるほど、その効果はよく知られています。
温泉治療の効果は、温泉の浮力や水圧によるものやリラックス効果によるものもありますが、温泉に含まれる成分による効果もあります。
なかでも、痛みや炎症を軽減する効果があるのが【硫黄】です。硫黄は温泉の独特の匂いのもとでもあり、その正体は含硫アミノ酸というアミノ酸の構成要素の一つです。
硫黄の効果
- 鎮痛作用
- 抗炎症作用
硫黄の鎮痛作用や抗炎症作用が、痛みを抑えたり炎症による肌荒れに効果を発揮します。
もちろん、シルクにはこの硫黄も含まれているので、シルクを肌に直接当てることで温泉につかっているのと同じ効果が得られ、痛みや炎症を鎮静化させることができるのです。
シルクを当てるだけでいい?布が効果を発揮する理由
シルクに含まれるアミノ酸が肌にいいのはわかっていただけたと思いますが、シルクは布であって塗ったり飲んだりすることはできません。
シルクの成分を使ったスキンケア商品やシルクプロテインといった食べるシルクもありますが、それはシルクの成分を肌や髪に浸透させたり直接体の中に取り入れることによって効果を得るものです。
そこで「シルクを布のまま当てるだけで本当に効果が得られるか?」という疑問が出てきます。
ここで、分子や電子の話に戻ります。
電磁波や放射線は、外からでも私たちの体に悪影響を及ぼします。電磁波や放射線も分子や電子でできていて、他の分子が近づいてきたり光などのエネルギーによって電子は飛びだします。
このように、その他の分子や電子も空気中を移動できるので、シルクに含まれるアミノ酸の分子や電子と活性酸素の電子も空気中を行き来します。
なので、シルクを肌に当てるだけでも効果が得られるのです。
しかし、電子のエネルギーは距離が近いほど大きく、距離が遠ければ小さくなるので、肌に直接触れないと効果は薄くなってしまいます。
着るだけではもったいない!シルクの効果的な使い方
では、シルクを効果的に使うにはどのように使用すればいいのかをご紹介します。
シルクの取り入れ方
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衣類
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寝具
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肌に直接当てる
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シャンプー・リンス
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ボディーソープ
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スキンケア
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食べる
シルクの取り入れ方には大きく分けて3種類あります。
普段肌に触れるものをシルクにしたり、シルクを気になる場所に当てるといった“シルクを布のまま使う方法”と、“シルクの成分を含んだ商品を使う方法”、“シルクを食べて体内に取り入れる方法”です。
高級なシルクを気になる所だけにでも!シルクを布のまま使う方法
肌にあたるものをシルクに変えるだけで、肌は見違えるほどきれいになります。
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下着
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靴下
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パジャマ
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寝具