2017年11月19日 六本木の焼肉のお店で ダチョウの肉の話になった。栄養価とか、育てる餌代比較。ダチョウ対牛・豚・鶏。ダチョウ牧場の話まで。費用対効果 育て安さなどから、ダチョウに軍配が上がりそうで 世界の食糧問題解決の切り札になるかも知れない!!現に アメリカ、南ア、欧州、中東、パキスタンや様々な国で ダチョウを育てるようになった。
111.牛・豚・鶏 1kgの肉を育てる餌代比較
私たちに食肉を提供してくれる牛・豚及び鶏は、それぞれ成長及び繁殖能力などの生理的特性が異なっています。
③ 牛は、生まれたばかりの雌子牛が最初の子牛を産むには2年以上かかりますが、豚は1年で母豚になります。しかも、一度に10頭もの子豚を産むことが出来ます。鶏は6ヶ月齢前後から卵を産み始め、生後1年間に150個位の卵を産むことが出来ます。
④ 肉用鶏では雛をとるための種鶏の場合、種卵採取期間の280日間に約225個の種卵を産みます。 (A)肉専用種牛は体重1kg増やすのに約10~11kgの飼料を必要とするのに、 (B)豚はその約3分の1の3~4kg、 (C)ブロイラーは約5分の1の2.2~2.3kgで体重を1kg増やすことが出来ます。 このほかに、肉牛生産には豚や鶏の生産より出荷するまでの期間が長いため金利が多くかかるし、価格変動によるリスクも大きくなります。 このように、牛肉は豚や鶏肉の生産に比べて相当多くのコストがかかります。 牛は生産コストを引き下げるという点で、豚や鶏に比べて品種改良、飼育技術の面で後れをとっています。
その結果、牛肉の価格に比べて豚肉、鶏肉の価格が総体的に安くなり、消費量も多くなっています。世界的にも牛肉の生産をコストを下げ、豚肉・鶏肉との競争を有利にするため、色々な試みがなされています。成長を早めるため、より成長の早い品種との交雑種を作ったり、去勢すると肉質は向上しますが、成長が遅くなるため去勢をせず雄牛のまま肥育したり、また、より成長の早くなる飼料の研究、肥育技術の改良への努力もなされています。
豚や鶏は、人間の食料と同じものを食べて成長しますが、牛は草食動物ですから、人間が利用できない草などの植物繊維から肉や牛乳を作る能力があります。
日本を含めて世界中には、まだ膨大な量の未利用の野草・稲ワラ・麦ワラ・とうもろこしの茎葉などがありますから、これらを活用して安い牛肉生産への努力も試験研究機関・農家レベルなどで日々続けられています(表3) 表3牛・豚及び鶏の繁殖並びに成長の比較
注:※種卵採取開始時期を意味する。 |
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222. ダチョウの場合 肉1kgの餌代
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2011/1/1923:40:49
日本オーストリッチ協議会というのがありますがここには飼育数とかは記載されていませんね。
ダチョウはニワトリと同じように、
2kgのエサを与えると1kgの肉ができる(豚はエサ3kgで1kgの肉、牛はエサ10kgで1kgの肉)、というようにとても効率がよいので、食糧危機を救うと以前はもてはやされました。
また、肉のほかに、皮(それこそオーストリッチのサイフは有名ですよね)や、羽(飾り物)、タマゴ(食べたり、飾り用にしたり)も含めて、経済性を考えていました。
でも、まずは飼育が難しい。
ヒナのころの飼育が難しい(突然死ぬ)、またとても神経質で世話しにくいんです。
肉にするまで1年程度かかるのですが、運動場が必要なこと(走り回らないとストレスがたまる)から、なかなか場所も必要なんです。
ダチョウで観光牧場にすれば入場料もという考えもあったのですが、人に見られるのも結構になるようで、観光牧場のダチョウと、食べる用のダチョウは別です。
また大事な収入源の皮なんですが、日本の高い湿度があまりよくなく、よい皮にならないこと、さらにストレスがあるとよい皮にならない(ほかのダチョウにつつかれてダメになる)、などからうまくいかない。
エサの量は少なくすんでも、エサ自体があまり流通してないので結局高くつくなど、なかなかうまくいかないんです。
そのため、日本では、長野や山形県朝日村などで結構な数が飼われているようですが、そこから増えてはいないようですね。
ちなみにダチョウの肉は脂がほとんどなく、マグロの赤身のような感じです。
ヘルシーなのが特徴です。
ただし、流通量が少ないので値段は和牛並だったりします。
ダチョウの肉って 美味しい??? 食べてみよう!
卵は 鶏の卵の25個分ある。 美味しいのか?? 我が家の娘たちも 知り合いから手に入れて 子供たちのパーティをやっているそうだ。なかなか割れないらしい。