なぜJOIさん(伊藤穣一)メディアラボ所長に選ばれたのか? 170812

Joiさんは「カオス」を勉強した方がいいと言われた。尊敬する人だった。で「カオス混沌」を学んだ。体験からすんなり混沌と慣れ親しみ Serendipity予想外のものを偶然発見する得意技を身につけた。

新しい時代の 新しい姿勢 新しい発想法が 学べるなあ。

偶然性をフルに活用して 徐々に頭角を現した。予想もつかない人同士をつないで行く。異分野と異分野の間をつなぐコネクターと今では呼ばれている。すると 各分野で、世界が変わる。最近は、新たな国づくりも仕掛けて行く。

ITの世界で まず評価されたが、他分野でも だんだん高い評価を得るようになった。

ネットワークを持つ大切さを 改めて強調してくれた。有難いことだ。奇しくも 山元学校も何年も前から、意図的にカオスを演じてきた、強烈な磁場が生まれるからだ。

最近では そこに志が根付いてきた。新たなる実験を始めて 2年がたつ。

 

★Serendipity(セレンディピティ)とは、「素敵な偶然」に出会ったり、「予想外のものを発見すること」。また、何かを探しているときに、探しているものとは「別の価値がある」ものを偶然見つけること。ふとした偶然をきっかけに、「幸運をつかみ取る」ことである。という。

JOIさんの映像を見ていると「彼の原点と発想の展開」が見えてくる。度々来日の折に、何度か お目にかかって良い刺激を受けている。

★さて 博士の資格を持っていない。大学も中退。JOIさんが 世界をリードする人間になったのだろう??。 このお話は 若い人たちに 「夢と希望と勇気」を与えるだろう。

★2016年7月4日 おお私の誕生日だ。デジタルガレージ 「DG Lab」発表。

 

2011年3月11日に起こった時の興味深い実体験が 語られている。2014/07/07 に公開

示唆に富む話が 次々に紹介される。セーフキャストのガイガーカウンター第6世代の発表の時 私もそのシンポジウム@東京の場にいた。 ガイガーカウンターを自分たちで作ってしまおうとする発想の原点が 改めて そういうことだったのかと思う。

“Remember before the internet?” asks Joi Ito. “Remember when people used to try to predict the future?” In this engaging talk, the head of the MIT Media Lab skips the future predictions and instead shares a new approach to creating in the moment: building quickly and improving constantly, without waiting for permission or for proof that you have the right idea. This kind of bottom-up innovation is seen in the most fascinating, futuristic projects emerging today, and it starts, he says, with being open and alert to what’s going on around you right now. Don’t be a futurist, he suggests: be a now-ist.

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Davos 2017 – An Insight, An Idea with Joichi Ito World Economic ForumWorld Economic Forum  2017/01/20 に公開

A conversation with Joichi Ito, entrepreneur and director of the MIT Media Lab, on why science and technology alone will not win in the Fourth Industrial Revolution

– Joichi Ito, Director, Media Lab, Massachusetts Institute of Technology, USA
Interviewed by  David Kirkpatrick, Chief Executive Officer, Techonomy Media, USA

AIの行くえを 語る。 興味深い。未来は どうなって行くのか??

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MITメディアラボ(エムアイティ メディア ラボ、MIT Media Lab)は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT) 建築・計画スクール内に設置された研究所。

 

主に表現とコミュニケーションに利用されるデジタル技術の教育、研究を専門としている。1985年ニコラス・ネグロポンテ教授と元同大学学長ジェローム・ウィーズナーによって設立された。世界的な建築家イオ・ミン・ペイが設計した校舎Wiesner Buildingで開校した。

2011年4月25日伊藤穰一が、MITメディアラボの第4代所長に選出された。 前任はコンピューター研究者のフランク・モスが同研究所所長であった。(2006年2月1日~2011年)

MITメディアラボには約70人の運営管理スタッフと支援スタッフがいる。 副所長として、石井裕とAndrew Lippmanがいる。

研究

メディアラボでの研究は、学際的な研究に焦点を当てている。中心技術に直接関わる研究ではなく、技術の応用や、斬新な方法による統合分野を開拓している。そのためメディアラボのプロジェクトの多くは、芸術的な性格を持っている。また、仕切りのないスペースに複数のグループが同居し、グループ間の垣根は低い。グループ持ち回りの休憩時間の交流会や、月1回の夜のパーティーなどもあり、コラボレーションの土台を作っている。

大部分の研究グループが、「人間とコンピュータの協調」をテーマにしている。これには従来のユーザインターフェース(ヒューマンマシンインタフェース)設計も含まれるが、ほとんどのグループはより広い視点からの研究を行っている。

 

グループの中には、「知能機械」(周りの環境を知覚して、使用者の目的や感情を予測し、使用者がより効果的に行動するのを助けることができる機械)を作るため、身の回りのものに装置を取り付ける作業をする部門もある。この種の研究には、テッド・セルカー教授の電子投票機械からハイブリッド検索エンジンに及ぶコンテキストアウェアネスの研究などがあげられる。

またメディアラボでは、学習活動にコンピュータの知見を取り入れる研究をしている。これには学習ソフトだけではなく、プログラミングブリックPicoCricketのような楽しい玩具も含まれる。多くのグループが芸術工学を融合したプロジェクトを研究しており、新しい道具やメディア、楽器やその他各種の新たな芸術形態を開発している。

メディアラボには、コンピュータの物理的な分野を作業しているグループもある。これには量子コンピューティングも含まれるが、他の力の応用の研究もある。

メディアラボの設立目的の一つは、発展途上国のための技術開発であり、これには100ドルパソコンなどがある。

新進気鋭の研究だけではなく、従来から続く古典的な人工知能のプロジェクトに従事するグループもある。

1995年には日本人コンピューター研究者の石井裕が、メディアラボ准教授(のち終身教授)に就任しタンジブル・ビットという概念を提案、その研究をおこなっている。

2013年には日本人アーティストのSputniko!が、メディアラボ助教に就任し「デザイン・フィクション」という研究室を設立、その研究をおこなっている。