中島みゆき「糸」が 最近も流行っている。 なぜだろう ? 160510

「糸」 もうずいぶん前 1992年にリリースとあるから24年目になる、 時折 力のある歌い手が、カバーして

くれるので、 なんだか 初めての曲を聴くように 新鮮さに感じる、結婚式でも よく歌われる。 名曲。

「幸せ」と 「仕合せ」 それぞれの違いと意味も そのたびに、じっくり考えてしまう。

娘たち3人も それぞれ、聴いてきたのだろうなあと 想いを馳せる。 山元学校に 集まる若い人たちも この

歌を話題にするのを 何度か 耳にしてきた。 やはり 名曲なのだと 思う。

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★ 中島みゆきさんの楽曲「糸」。

結婚式の定番ソングとして有名な曲ですが、

ミスチルの桜井さん、森山直太朗さん、JUJUさん、三浦大知さん、つるの剛士さん、クリス・ハートさん・・・

多くの歌手がカバーする名曲です。

“なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らない”
“いつ めぐり逢うのかを 私たちは いつも知らない”

人との出会いは「縁」であり「運命」である、としか言い様が無いと感じます。
まさしく人と人は見えない「糸」で結ばれているかのような。

また、

“縦の糸はあなた 横の糸は私”
“逢うべき糸に 出逢えることを 人は仕合わせと 呼びます”

という歌詞があります。

中島みゆきさんは、「幸せ」ではなく「仕合わせ」という表現をされていますね。

二人が出会った運命を祝福したいのに、どうして「幸せ」ではなく「仕合わせ」なのでしょうか・・・

【幸せ/仕合せ/倖せ】
(1)めぐりあわせがよい・こと(さま)。幸運。幸福。
(2)めぐりあわせ。運命。
(3)ことの次第。始末。

日本語の「しあわせ」の語源は、「し合わす」だとされています。
何か二つの動作などが「合う」こと、それが「しあわせ」です。

別のことばで言い換えれば「めぐり合わせ」に近いでしょう。

自分が置かれている状況に、たまたま別の状況が重なって生じることが、「しあわせ」だったのです。

ですから昔は「しあわせ」とは、いい意味にも悪い意味にも用いたようです。
偶然めぐり合った、良い運命も悪い運命も「しあわせ」だったのです。

人生、悲しみもある。別れもある。良いことばかりではありません。
何が起こったとしても、これからの人生を一緒に歩いていこう。

この「糸」という曲には、このような意味があったのですね。

糸と糸とが織りなす人生。
色んな糸との「仕合わせ」を楽しみたいと感じました。

★美しい英訳。さすが、レベッカさんだ。 これなら 歌いやすい。 ついでに 英語の勉強にも。

2015/10/10 に公開 Miyuki Nakajima / “Ito” (Tapestry)

Music/Lyrics: Miyuki Nakajima、 English Lyrics: Rebecca Butler Watanabe

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中島みゆきは1975年にデビューし、40年近くものキャリアを持つ女性シンガーソングライター。

国民的な人気を誇る彼女は、多くのアーティストに影響を与えています。ラジオパーソナリティと

しても有名で、オールナイトニッポンをひたすら聴いていたというシニア世代も多いのでは?

明るいしゃべり口とは裏腹に、深みのある歌声と歌詞はかなりのギャップがあります。

「わかれのうた」「悪女」「地上の星」など年代ごとに多くのヒット曲を発表して来た中島みゆき

ですが、今回は1992年に発表された名曲「糸」の魅力に迫ります。

中島みゆき 糸
(出典:yahooブログ)

★長年、歌われ続けている名曲「糸」

1998年に中島みゆきさんがリリースされた「糸」。それからもう数十年が経ちますが、今もなお耳にする機会があ

るという方も多いのではないでしょうか。

そのきっかけとも言えるのが、2004年、Mr. Childrenの櫻井和寿さんとプロデューサーの小林武史さんが結成した

チャリティ・プロジェクト、Bank Bandによってカバーされたことが大きかったようです。
img_0<span “text-decoration:=”” underline;=”” color:=”” #c0c0c0;”=””>出典:Mr.children ver 音楽と話そう ( その他音楽 ) – 音楽と話そう – Yahoo!ブログ

その歌詞に込められた深い想い

“なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らない”
“いつ めぐり逢うのかを 私たちは いつも知らない”

という歌詞で始まる「糸」。その思わず、聴き入ってしまうしっとりとした曲調も印象的ですね。
そんな歌詞の中で、

“縦の糸はあなた 横の糸は私”
“逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます”

という歌詞があり、幸せではなく、”仕合わせ“という言葉を使っています。

apbankfes_dvd_img-222x300<span “text-decoration:=”” underline;=”” color:=”” #c0c0c0;”=””>出典:

7月6日発売 DVD「ap bank fes ’10」Bank Band楽曲の一部試聴配信開始 | Mr.Children Fan Site

「仕合わせ」が示す本当の意味

「仕合わせ」とは「めぐりあわせ。運命。 」を意味しています。

この「糸」の中では、本来、一般的に使われる「幸せ」という言葉が意味する「幸福。幸運。」だけでなく、

その人の人生すべてにおける出来事が運命であり、  そういった良いことも、悪いことも全て、貴方と

一緒に糸のように繋いでいきたいということがこの歌詞には込められているのではないでしょうか。

ぜひ、素敵な歌詞をお聴き下さい。
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中島みゆきの名曲「糸」

中島みゆきの名曲「糸」は天理教の現真柱である中山善司が結婚する際に作られたバラード曲です。

1992年にアルバム「EAST ASIA」に収録されましたが、1998年にはテレビドラマ「聖者の行進」のテーマソング

に起用されたことをきっかけにシングルとしてサイドリリースされました。

発売されたシングルには新曲の「命の別名」も収録されており、ドラマの中盤で主題歌は差し替えられ

ましたが、多くの人の心に残る名曲として再度知られるようになりました。

 

★ Goose houseもカバーしてる

カバー楽曲をユーチューブにアップして多く再生されている「Goose house」(グースハウス)という

音楽グループも中島みゆきの糸をカバーしています。