アーノルド・J・トインビーの言葉。 なぜロックフェラーが? 170213(Mon)

アーノルド・J・トインビーの名言

アーノルド・J・トインビーのプロフィール

アーノルド・J・トインビー(Arnold Joseph Toynbee/1889年4月14日-1975年10月22日)は、イギリス・ロンドン出身の歴史学者教授。叔父は、経済学者「アーノルド・トインビー」(祖父と区別するためにミドルネームの「J」が入れられた)。西欧中心の歴史観に加え、イスラムや仏教にも着目した人物であり、各文明国の発展を描いた『歴史の研究』(全25巻)の著者として知られている。キングス・カレッジ・ロンドン教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授、王立国際問題研究所理事、外務省調査部理事などを歴任。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス)

 

著書

主な著書(邦訳書)に「世界と西欧/1959年」「歴史の教訓/1959年」「一歴史家の宗教観/1959年」「ヘレニズム 一つの文明の歴史/1961年」「試練に立つ文明(上・下)/1961年」「アジア高原の旅 民族と文明の興亡/1962年」「失われた自由の国 現代アメリカ論/1962年」「文明の実験 西洋のゆくえ/1963年」「歴史の研究/1966年」「ナイルとニジェールの間に/1967年」「戦争と文明/1968年」「回想録(1・2)/1970年」「交遊録/1970年」「現代が受けている挑戦/1971年」「日本の活路/1974年」「爆発する都市/1975年」「図説歴史の研究/1975年」などがある。

アーノルド・J・トインビーの名言集

宗教の創始者たち(イエス、ブッダ、老子)は、
宇宙の本質とは何か、
精神的な本質とは何か、
現実の本質とは何かについては、
それぞれ独自の考えをもっていて
相いれなかった。

しかし、道徳的な教えに関しては、
彼ら全員が一致している。

たとえば、物質的な富の追求は
間違った目的であるという解釈である。

また、没我性と他者への愛を持つことこそが、
人生における幸せと成功の鍵であると
口をそろえていっている。

現代人は何でも知っている。
ただ、自分のことが、
よくわからないだけなんだ。

ベストを尽くせばいい。
それ以上のことなんて、
誰にもできはしないのだから。

人間はどうして
有限のものばかりを
追いかけてしまうのだろうか。

もっと無限のものの
追求の喜びを知るべきだ。

熱意がない人間が、
立派な仕事などできるわけがない。

人間の魂は、
善と悪とが支配権を争って
絶えず戦っている戦場である。

できるだけ遠い未来を考えて、
人生を生きなさい。