Sun Shine on my shouders make me happy. 161208(Fri)

この歌を聞くたびに 人間のしあわせ・・・ 一体何なのだろうと 良く思う。

日差しを浴びているだけで もう十分では・・・ 自分は もう これだけで良いとも思う。

そんな気持ちになったのは たぶん トリグベの影響だ。

 

ノルウェー時代に とても仲良くなったトリグベ。 10歳ぐらい年上で SASの

腕の良いキャプテン。 彼が家の前で 切り倒した大きな丸太を 丁寧に削るのを

横で 眺めていたら、時々 思い出したように会話をしてくれたっけ。

 

かれには ラズベリーや ブラックベリーの育て方も習った。

 

何年もかけて 丸太を乾燥させ それを熱心にカンナで削る。 楽しそうに

すべて手作業で 没頭している姿に 憧れた。 こういう生き方も あったのかと。

200キロも離れた山のコテッジに 自分で運んで すこしづつ完成させていく。

一人でも もくもくと 作業して 作り上げる。 私にはできないことだ。

今でも トリグベは 人生の達人だったなあと考えることがある。

 

トリグベは いろんな話をしてくれた。 グライダーに 夢中になっていた若い頃の話。

コインをじゃらじゃら ポケットにいれていて それを全部 ぶちまけて 彼女に

拾えと言ったとか。 それで カーリーを ひっかけて 嫁にした。 笑いながら

カーリーも そうだ。ひどい扱いを受けたと 笑っていた。

 

今でも 大好きで 時折 グライダーに乗る。 その世界が好きだという。

一人で狭い操縦席に座って 日差しを浴びる時 しゅう~という 静かな風を切る音だけ

が聞こえてくる。 実にしあわせになるんだ。 という話を 聴いてしまったからかも知れない。

 

太陽からの日差しを浴びて 一人で 空を飛び 景色を眺める 心地よい日差し。

そうなんだろうなあ と 何度も 会話を思い出しながら この歌を聴く。

 

なんどか コテッジに連れて行ってもらって ノルウェー人の「人生を豊かにする」

考え方 生き方に じ~んと痺れた。 マウンティンスキーに 連れて行ってくれ

クロスカウントリーで 断崖の尾根を平気で滑るのに 必死について行った。

 

ノルウェーから帰国して 10年ぐらいたったころ 突然 トリグベから電話があり

(セガの本社に電話してきた) 日本に会いに来た。ホテルまで会いに来てくれという。

カーリーも一緒だった。 特別のお土産があるという。

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何だろうと思ったら トリグベの家に飾ってあった 私が この絵が一番好きだと

指さした絵だった。そのことを覚えてくれていた。

 

なんでも 第2次大戦のとき 彼の叔父さんが ノルウェーの北の漁村

に疎開していた頃に描いた「家族にとって とても大切」な思い入れのあるもの。

 

そんな大切な絵をもらえないと言ったら いや条件があるんだという。

いわく この絵は 1クローナも払わずに手に入れた。 だから 君が

お金を掛けずに 手に入れた絵を こんどは ノルウェーまで 持って来てくるこという。

 

有難かった。 ぜひ もう一度 ノルウェーに来てくれというお誘いだ。

 

何年かして むかしマティスを模写したことがあり、下手くそだが 結構気に入って

いたので 模写のマティスを もって 確か 5年後ぐらいに 届けた。

 

ノルウェーでは マティスは 一番下のお嬢さん グリエレンの家にある。

 

二年ほど前に グリエレンが 弁護士のご主人と子供たちと一緒に来て

訪ねてくれたことがあったが その時に 以前から 実家にあったこの絵を

譲り受けたという。 彼女は 20代のころ来日して我が家に2週間ぐらいいた。

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トリグベは なんでも 達人だ。 この絵は 我が家のキッチンからも見える

後ろのアメリカ大使館づき武官の巨大な家で トリグベが描いた絵だ。この絵は

帰国時に記念にと贈り物としてくれた絵。 こういう絵が 我が家の居間にある。

もうトリグベは 写っていないが トリグベ一家の子供たちと カーリの写真が

やはり 居間に飾ってある。 また ノルウェーに行こう。

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ノルウェーは 第二の故郷だ。

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