バルト3国 Estonia 「IT大国エストニア」人気急上昇。若い人が国籍取得?! 160921

最近 人気急上昇のエストニアは 学ぶところが多いと 若い人たちが夢中になっている。

ネットで調べてみると、 さもありなん。う~んと うなってしまう、 色々調べてみると

面白い記事を見つけた。しっかり 勉強して 良いものは 取り入れよう。

 

わずか 人口130万人だから できるんだという考えは きっぱり、捨てて謙虚になって・・・!

良いものは エストニアが せっかく 実験してくれたのだから 学ばせてもらおう。

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★まずは 移住を決意した 日本女性のブログから入ろう。★ 私の知り合いも何人かいる。

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私がエストニアで起業・移住しようとした10つの理由

公開日: 2014年 10月 24日
更新日: 2016年 08月 23日

エストニアに来て約2週間となります。多分、このブログをいつも見てくださっている人が「なんでエストニアなの?!」と思っているかもしれないです。最近まで「カンボジアで起業」というタイトルでブログをやっていましたしね…。実はお気づきの方もいるかもしれませんがブログタイトルを「韓国人嫁とエストニアに移住・起業」に変えました。今後共よろしくお願いします。

今回は、まだ滞在許可が下りていないので100%エストニアに住めるとは限らないのですが、なぜ私がエストニアに移住して起業しようかと考えているのかを説明します!

まずエストニアってどんな国?

エストニアはバルト三国の一つで旧ソ連の国であり、今はEUに加盟しています。通貨はユーロです。

エストニアの人口は134万人で神戸市の人口とほぼ同じです。また首都タリンの人口は42万人です。公用語はエストニア語ですが英語もよく通じます。ちなみに元大関の把瑠都はエストニア出身です。

そんな国ですが、なんで私がエストニアを選んだかを今から紹介します!

 ITがめちゃめちゃ進んでいる

エストニアはメッセンジャーツール「Skype」を開発した国であり、マイクロソフトに買収された今でもエストニアのタリンで一部開発が行われています。また物価と人件費が安いことからEUのオフショア開発が行われております。なぜここまでエストニアのITが進んでいるかというと国策で国のIT化を進めており、ネットで選挙の投票が行えたり、国民の95%がネットで納税していたりと国民のIT意識も高いです。

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またインターネットのインフラも日本並みに整っており速度も早く値段も非常に安価です。そのためITやWebの事業はたまたノマドをするには最適だと言えるでしょう。キオスクでプリペイドSIMカードがパスポートの提示をしなくても安価(月3GB/4€など)に購入できます。

エストニアは一切のインターネット規制を行っておらず、インターネット難民になることはまずありません。ネット回線が必要であればSIMカードを買ったり、カフェに入ってフリーwifiを使いましょう。

国民の英語レベルが高い

エストニアの公用語はエストニア語ですが、ほとんどの若者が英語も問題なく話せます。

ランク
1 スウェーデン
2 ノルウェー
3 オランダ
4 エストニア
5 デンマーク

英語を母国語としないランキングでも第4位です。キオスクで働いているパートのおばちゃんでも英語での会話ができます。海外に移住・起業するにあたり英語が通じるか通じないかは重要なポイントとなりますがエストニアは全く問題ありません。

参考:THE WORLD’S TOP 60 COUNTRIES IN ENGLISH 

ベンチャー企業が多い

エストニアはITが進んでいることから会社設立も全てネットで完結してしまいます。ある企業は18分で会社登記ができたという記録もあります。国も会社設立をすることを推奨しておりマニュアルが全てネット上に詳細が書かれています。

そんな会社を作りやすい環境になっているためベンチャー企業も多く存在します。

外国人でも会社が設立しやすい

エストニアは外国人であっても事業を始めやすい国となっており、条件を満たせば起業であっても労働ビザが貰えます。海外の起業でありがちな話ですが「資本の51%は現地の出資でないと会社として認めない」などの条件もありません。

当然、労働ビザが貰えればエストニアはEUなので、シェンゲン条約の「日本人は6ヶ月のうち90日以内しかEUに滞在できない」というルールは適用されなくなりEU圏内を自由に行き来できます。

日本からのアクセスが悪くない

日本からエストニアには直行便は出ていませんが、エストニアの首都タリンからフィンランドの首都ヘルシンキまでは高速船で2時間程度で本数もかなり出ています。そのヘルシンキから東京、関西まではフィンランド航空またはJALが飛んでいますので、24時間以内に行き来することが可能です。当然、タリンにも空港があるためトルコ航空やアエロフロートを使えば1回の乗り換えでたどり着くことができます。

緊急で日本に帰国する場合でもフェリーでヘルシンキまで行けば、そのまま乗り継ぎなしで日本に行けるのは安心です。

EUの中では物価・人件費が安い

ヨーロッパの物価はかなり高いですが、エストニアは平均月収が12万円程度ということもあり、ヨーロッパの中では激安です。外食は日本と変わらない値段ですが家賃や人件費は安価です。
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タリンの中心地までバスで15分の2LDKが4万円ちょっとで借りれたりします。

治安が良い

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エストニアは北欧並に治安が良く、夜一人で歩いてもまず大丈夫です。海外で起業するにあたり国によっては盗難や強盗にあったりセキリティ面について対策や投資が必要になってきますがエストニアは、ほぼ大丈夫です。

日本人というかアジア人がほとんどいない

エストニアに在住している日本人は僅か90人程度です。また世界どこにでも住んでいるイメージがある中国人、韓国人もほとんどいません。日本人もほとんどは留学、国際結婚、政府関係者、トヨタなどの駐在員となるため、事業をしている人は皆無です。そのためITの会社でも飲食業でも日本人にとっては十分にチャンスがあります。

日本人が経営する日本食レストランは1件のみで、エストニア人経営の寿司バーは多数あります。
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スシモンなんて寿司屋もあるよ!

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スシキャットも有名な寿司屋さんです。

エストニアのメイド寿司屋スシキャット(Sushi Cat)に行ってみた!

もちろん日本人は経営に関わっていないです。

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でもこれはこれでありかも知れないです。

 

エストニア人の人柄が良い

エストニアは基本的に白人オンリーの国のため、日本人のようなアジア人は非常に珍しいですが差別されることはありません。またエストニア人は西欧や南欧の人々とは異なり基本的には物静かです。

街並みがキレイ!

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エストニアは旧ソ連ということで質素なイメージがあるかもしれませんが、街並みはキレイです。特にタリンは整備されており日本人がイメージするヨーロッパのイメージそのままの都市です。

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また少し郊外でると自然がいっぱいです。

まとめ

エストニアに移住・起業するメリットがお分かり頂けたでしょうか?

めちゃめちゃポテンショなるの高い国だと個人的には思っています。仮に今からロンドンやパリ、ニューヨークなどに移住や起業をしようと思物価が高かったり、ビザが取れなかったり、既にライバル(日本人)が沢山おりレッドオーシャンですが、エストニアは今から始めてもチャンスはあります。しかもかなり住みやすい国です。是非、皆さんもエストニアへの移住や起業を考えてみてはどうでしょうか!

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この紹介で私は一切、お金を貰いません。大好きなエストニアに少しでも恩返しをしたいと思って 行っています。

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★ ウィキペディアから 国の重要情報

エストニア共和国Eesti Vabariik

エストニアの国旗 エストニアの国章
国旗 国章

国の標語:なし国歌我が故国、我が誇りと喜び

 

エストニアの位置

公用語 エストニア語
首都 タリン
最大の都市 タリン
政府
大統領 トーマス・イルヴェス
首相 ターヴィ・ロイヴァス
面積
総計 45,226km2129位
水面積率 4.5%
人口
総計(2008年 1,340,000人(149位
人口密度 30人/km2
GDP(自国通貨表示)
合計(2013年 187億[1]ユーロ (€)
GDP (MER)
合計(2013年 249億[1]ドル(102位
GDP (PPP)
合計(2013年 344億[1]ドル(109位
1人あたり 26,052[1]ドル
独立
– 宣言
– 承認- 宣言
– 承認
ロシアより
ロシア・ソビエト連邦から
1918年2月24日
1920年2月2日
ソビエト連邦から
1991年8月20日
1991年9月6日
通貨 ユーロ (€) (EUR)
時間帯 UTC +2(DST:+3)
ISO 3166-1 EE / EST
ccTLD .ee
国際電話番号 372

 

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★ネットの情報ー1 IT大国

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バルト三国の一番北に位置する人口130万人のエストニア。この小国エストニアがなんと、世界を代表するIT大国だと皆さんご存知だろうか。

世界各国の政府関係者がこの国のIT制度を視察しに来ているのだ。マッキンゼー出身の大前研一が率いる向研会もエストニアへ視察へ行っている。

エストニアのIT事業に簡単に触れてみよう。有名なところだとマイクロソフトが買収したSkype(スカイプ)はエストニア出身の企業だ。

また、日本が導入したマイナンバー制度をエストニアは真っ先に導入するどころか、政府すら電子化してしまっているのである。その構想プロジェクトの名前は「e-Estonia(電子政府)」。

それでは何故、人口130万人のエストニアがIT大国として成長できたのか、エストニアで起きているe-Estoniaの全貌、日本が見習うべきマイナンバー制度について本記事にて解説していきたい。

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ソビエト連邦時代にIT技術の基盤がエストニアにはできていた!

バルト三国のエストニア、ラトビア、リトアニアは以前はソビエト連邦に含まれいた。その名残でソビエト連邦統治時代

から入植したロシア人なども暮らしている。

 

ソビエト連邦は当時、コメコン経済(経済相互援助会議)と呼ばれる経済援助体制を築いていた。これは

ざっくり言うと、各連邦に産業を割り当てて相互に経済を援助するような体制だ。

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★★バルト三国★★では、

★エストニアがIT関連★、

★ラトビアが自動車や造船産業、

★リトアニアが電子産業と言った具合

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に各連邦に特定の産業を担わせていたのだ。当時エストニアはIT関連を担っていて、サイバネティクス研究所

やデータセンターなども設置されていた。

ソビエト連邦が崩壊しエストニアは独立を果たす。エストニアに残った当時のITエンジニアたちの頭脳を活用して、

政府が資本を集中投下。インフラの整備などよりも真っ先にIT戦略に投下したところがエストニアらしい。

そして様々なIT戦略が開花してIT大国へと発展を遂げたのだ。

 

また、ロシアからのサイバー攻撃の対策からもIT技術は鍛えられている。ロシアはエストニアに対して、世界初の

大規模なサイバー攻撃を2007年に仕掛けた。 ロシア政府はこれを否定しているが、これによりNATOはエストニア

にサイバー防衛センターを設置させたのだ。これによりサイバー防衛技術が向上した。

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全てのものをインターネット上で完結させる構想「e-Estonia(電子政府)」!

さてそれでは、エストニアがIT大国と言われる所以を見ていこう。エストニア独立後に政府は、選挙、教育、医療、

警察、居住権などの全てのものをインターネット上で完結させるようなe-Estonia(電子政府)を構想した。

 

まず最初に行ったのが、国民への番号付帯とX-Roadと呼ばれる全てのシステム統合だった。

全国民へ番号を付与することで個人の管理をする、その上で社会保障、医療などの政府が運営するシステムや

民間企業とシステムを統合してX-Roadを構築した。これは日本が見習うべき点があるので後述する。

 

全国民へ番号が付与されIDカードが導入されたのが2002年のこと。そして個人に付与された番号を活用することで

、インターネット上で下記のようなことが実現できたのだ。

銀行講座へのアクセス、医療の診断記録管理、会社登記、インターネット上で投票や政治へ参加できる事実上の

直接民主主義、電子納税などなど。

 

実現できたことは他にもたくさんある。X-Roadによって民間企業ともシステム統合ができるようになったので、

ICカードさえあれば民間のサービスも簡単に受けられるようになったのだ。

 

このような全国民のデータベースの一元管理による広域のサービス利用は、エストニアだけだ。

IT立国エストニア―バルトの新しい風

IT立国エストニア―バルトの新しい風

  • 著者前田 陽二,内田 道久
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  • 出版日2008/10
  • 商品ランキング791,859位
  • 単行本149ページ
  • ISBN-104863300190
  • ISBN-139784863300194
  • 出版社慧文社

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エストニアから学ぼう!さあどうする日本のマイナンバー制度!?

これを読んだ後に、日本のマイナンバー制度を考えると見劣りするだろう。日本ではマイナンバー制度に対して、

情報の漏洩に関して不安という声が大きい。

 

しかし、情報漏洩する可能性があるにしろ、マイナンバー制度を導入することで享受できるメリットの方が

」大きいのは間違いない。また、人間に番号をつけるのは道徳的に嫌っていう意見もある。そういった声の

せいで、いかに日本が前に進まない変革できない国なっているか。

 

日本のマイナンバー制度は、政府が運営する社会保障や税金管理などに活用されているが、今後は

民間企業にまで連携を広げて広域のサービス利用ができるようにして欲しい。

 

また、日本には少子高齢化という問題がある。これを改善するためにマイナンバー制度を多いに活用して欲しい。

例えば、出生人数に合わせた育児給付制度、低所得者への補助制度、マイナンバー制度によって戸籍制度すら撤廃することができる。

マイナンバー制度により個人の収入や家族構成を管理できるので、やろうと思えばすぐにだってできる。

 

また、少子高齢化は人材不足を招く。人材不足を解決するには効率化しかない。マイナンバー制度による効率化の

方法はエストニアを手本にすればいいのだ。

みんなが知りたかった! マイナンバーで損する人 得する人 (みんなが知りたかった! シリーズ)

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  • 大型本124ページ
  • ISBN-104813262198
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  • 出版社TAC出版

 

ちなみにエストニアの首都タリンは世界遺産に登録されるほど綺麗な街だ。こんな綺麗な街が世界一ITが進んでいるなんてなんだか面白い。

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バルト三国のエストニア・ラトビア・リトアニアの三ヶ国の記事をここにまとめた。これからバルト三国へ旅行する人、バルト三国に興味がある人は本記事を役立てて欲しい。
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★ネットの情報ー2 ウィキペディアから
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エストニア共和国(エストニアきょうわこく、エストニア語: Eesti Vabariik)、通称エストニアエストニア語: Eesti)は、北ヨーロッパ共和制国家EUそしてNATOの加盟国、通貨ユーロ、人口は134万人[2]。首都はタリンである。

フィンランドロシアと共にフィンランド湾に面する3つの国の一つで、湾をはさみフィンランドから約90km南に位置する[3]。また、バルト海東岸に南北に並ぶバルト三国の中で最も北の国でもある。国土は北はフィンランド湾、西はバルト海に面する。南はラトビア、東はロシアと国境を接する。面積は九州本島の1.23倍[4]。地形は平坦で最高標高318m[5]国連の分類では北ヨーロッパの国である[6]

中世ハンザ都市として栄えた港湾都市でもある首都のタリンは、フィンランドの首都ヘルシンキロシアサンクトペテルブルクと同じく、フィンランド湾に面する主要都市の一つである。特に85km北に位置する対岸のヘルシンキとの往来が活発である[7]

報道の自由度ランキングの上位国であり[8]公用語エストニア語。複数の言語を話せる国民が多い[9]。また、Skype(スカイプ)を産んだ国であり、外国のIT企業の進出も多くソフトウエア開発が盛んである[10]。早期のIT教育[11]国際学力調査欧州の上位国としても知られる[12]

13世紀以降、デンマークドイツ騎士団スウェーデンロシア帝国などの支配を経て、第一次大戦1918年ロシア帝国より独立。第二次大戦中1940年ソビエト連邦が占領、翌1941年独ソ戦ナチス・ドイツが占領、1944年ソビエト連邦が再占領し併合。1991年同連邦より独立を回復、2004年EUNATOに加盟、2008年NATOサイバーテロ防衛機関の本部所在国となる[13]

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★ネットからの情報ー3 ウィキペディア
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1917年ロシア革命ロシア帝国が崩壊したのち自治獲得の動きが高まり、まもなく独立運動へと転じた。1918年2月24日に独立を宣言、その後はソビエト連邦ドイツの軍事介入を撃退して独立を確定させた(ru:Эстонская Республика (1920—1940))。

1921年には国際連盟にも参加したが、1940年ソビエト連邦に占領され、その後、独ソ戦1941年から1944年まではナチス・ドイツに占領されたが、第二次世界大戦末期の1944年にはソ連軍に再占領され、ソ連に併合された。ソ連崩壊直前の1991年に独立回復を宣言し、同年には国際連合にも加盟した。

1994年8月31日ロシア軍が完全撤退した後、西欧諸国との経済的、政治的な結びつきを強固にしていった。2004年3月29日北大西洋条約機構 (NATO) に加盟した。さらに、2004年5月1日には欧州連合 (EU) に加盟している。ロシア連邦との間に国境問題が存在するが、EU加盟で棚上げになっている。

2007年4月27日タリン解放者の記念碑英語版撤去事件を機に「青銅の夜」と呼ばれるロシア系住民による暴動がタリンで起こり、ロシアとの関係が悪化した。同時にロシアから、世界初の大規模なサイバー攻撃(DDoS攻撃)が行われ[14]、国全体で通常時の数百倍のトラフィックが発生し、エストニアのネット機能が麻痺した。これを機に、翌年2008年NATOサイバーテロ防衛機関であるNATOサイバー防衛協力センターがタリンに創設された[13]

エストニア独立宣言書(1918年)

ソ連とナチスドイツによる占領と抑圧を受けた経緯から「鎌と槌」と「鉤十字」の使用と掲揚は、2007年施行の法律で禁止されている。

2014年2月18日、ロシアのラブロフ外相とエストニアのパエト外相は、旧ソ連時代の国境線に従って両国国境を画定する条約に調印した。領土について一切譲歩しないという姿勢のロシアと、早期の国境画定を促すEUやNATOに押され、エストニアはペツェリ地区への主張を放棄することになった[15]

政体は共和制。議会(リーギコグ、Riigikogu)は一院制で、任期は4年である。大統領は議会によって選ばれ、任期は5年である。2007年2月26日から28日に世界で初めて議会選挙に関してインターネットを利用した電子投票を行った[16]

フランスと同じく、エストニアは欧州連合(EU)加盟国中で朝鮮民主主義人民共和国と国交を結んでいない国の一国である。

陸海空の三軍のほか、郷土防衛部隊としてのKaitseliitを有する。NATOに加盟し欧米諸国と同盟関係にある。国際貢献として、アフガニスタンやイラクにも人員を派遣した。また徴兵制度により18から28才の男性は8から11ヶ月の兵役をつとめる。

エストニア軍は、第一次世界大戦後の独立に際して創設されたが、第二次世界大戦以降はソ連への併合による赤軍の駐留やドイツの占領に伴う反共義勇兵の供出などが行われていた。現在のエストニア軍は1991年の再独立にともなって再創設された。